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韓国、南太平洋で海底鉱脈の探査権確保

年間102億円相当

 韓国が南太平洋の海底で、年間1億ドル(約102億3200万円)相当の鉱物の採掘を目指すことになった。

 国土海洋部は2日、南太平洋の島国・トンガの排他的経済水域(EEZ)内にある2万平方キロ(日本の四国に相当)の海域で、海底の鉱物資源の探査を独占的に行う権利を確保した、と発表した。

 同部によると、この海域には900万トン以上の海底鉱脈が形成されており、本格的な採掘を行うことになれば、向こう30年間、毎年30万トン程度の鉱物資源を確保できることから、年間1億ドルの収入が期待できるという。

 同部の海洋開発課によると、この海域にある海底鉱脈は、水深2000メートルの海底で、地下マグマから放出される熱水が湧き上がることにより、その中に含まれる鉱物が沈殿して形成される「熱水鉱床」で、金や銀をはじめ、銅、亜鉛など価値の高い鉱物が多く含まれているという。

 韓国政府は2000年から昨年まで、61億ウォン(約6億4000万円)を投じ、韓国海洋研究院を通じてトンガと共同でこの海域の海底鉱脈について調査を行ってきた。国土海洋部の説明によると、この過程で韓国政府はトンガ政府の信頼を得ることに成功し、他国の企業などを排除して探査権を獲得したという。

 同部はこの海域で2010年まで、正確な埋蔵量や経済性などについて評価した上で、早ければ12年から本格的な採掘を行う計画だ。

李衛裁(イ・ウィジェ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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