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【社会】

全銀協装いカード情報盗む 容疑で男再逮捕、警視庁

2008年4月3日 12時32分

 全国銀行協会(全銀協)職員を装い、キャッシュカード情報を盗んだとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は3日までに、支払用カード電磁的記録情報取得などの疑いで、東京都江東区白河、無職朝賀宏忠容疑者(38)を再逮捕した。

 朝賀容疑者は「外国人から頼まれた」と供述。事前に別の男女が被害者宅に電話をかけており、同隊は背後に犯行グループがあるとみている。

 朝賀容疑者が所持していたカードを読み取るスキマーという機械には、約170件のカード情報が残っていた。同様の被害は昨年12月から都内で26件発生。うち4件で現金計約380万円が引き出されている。

 調べでは、朝賀容疑者は3月12日、江東区の無職女性(78)宅を訪れ、キャッシュカード3枚の情報をスキミングして盗んだ疑い。

(共同)
 

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