西日本新聞

天神・警固神社 神体、本殿から仮殿に 夜の都心で遷座祭 25年に一度 地震被害も修復

2008年3月29日 10:26 カテゴリー:九州・山口 > 福岡

本殿から運び出され、仮殿に移される神体
 福岡市中央区天神の警固神社で28日夜、本殿などを補修するために神体を仮殿に移す遷座祭があった。遷座は25年に一度。今回は、2005年3月の福岡沖地震でゆがみが出る被害を受けた本殿などを修復する。現在地に建立されてから400年に当たることから、参道の整備などにも取り組む。

 夜の都心であった遷座祭には14人の神職のほか、遷宮奉賛会の会員や氏子ら約40人が参列。まず本殿で前田稔宮司が祝詞を奏上した。真っ暗にした本殿から取り出した神体を手にした神職を「絹垣(きぬがき)」と呼ぶ白布で囲み、約50メートル離れたプレハブの仮殿まで行列。参列者も後を続いた。

 9月下旬までに、修復や整備を終えて神体を本殿に戻す予定。やはり地震で壁などが壊れた多目的ホールの神徳殿は既に昨年建て替えており、10月19日に鎮座400年の奉祝大祭をする。

=2008/03/29付 西日本新聞朝刊=

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