佐々木義人 真壁刀義(新日本GBH)
関本大介(大日本) 対 矢野 通(新日本GBH)
「ロックアップファンの私からすればこの対戦カードは以前から待ち望んでいた対戦カードの一つ。ロックアップの活動停止によりJCB大会で実現したドロドロしたプロレスのど真ん中的な試合。試合のタイトルにもあるように昨年のプロレス大賞タッグMVPを真壁・矢野組が取った事への不満がこの対戦カードには含まれている。
昨年はこの2組以外にも素晴らしいタッグチームが確かにあった。我々の周囲でもなぜ真壁・矢野なのか?という疑問が話題になったが今年に入りこの真壁・矢野のタッグはあのバーナード&トムコ(後にIGFへ逃亡)組からIWGPタッグベルトを奪取し昨年のMVPタッグ健在をアピールした。決定的な強さには欠けるもののGBHというチームワークを駆使して常勝街道を築きつつある。新日本内ではハードコア的な試合をしているが、対戦相手の佐々木義人・関本大介組もハードコア&パワーファイトなら互角かそれ以上。佐々木義人は靖国大会であの曙を一瞬ではあるが担いで曙の身体を宙に浮かせた場面には興奮した。関本大介は昨年プロレス界で一番成長したレスラー、関本の試合に外れなしと言われるほどに大きく成長した。そのきっかけとなったのはゼロワンとロックアップのリング。本来であれば長州監督が一番好きなタイプの試合。昔の新日本(泥臭い時代)のファンならきっと満足する試合になると断言出来る。
そう、対抗戦の本来の姿、きれいなレスリングなんて対抗戦には求めていない。ゼロワン・大日本・新日本、ある意味3団体の巴戦の意味を含んでいる。この試合で輝いた選手が将来、日本一のハードコアファイターの称号を得る可能性がある。IWGPタッグ王者かインディーを代表するタッグか。リングサイドに座っているお客様(特にネパールの方)は観戦する際要注意。」M&M
4月6日JCBホールへの道 其の1から4は ここをクリック
4/6 JCBホール大会 全対戦カード