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未来へデジタルなタイムカプセル 松山のNTT、2033年に開封
NTT西日本四国事業本部(酒井紀雄本部長)は「電話創業100年」を記念して、松山市一番町の同社の玄関前に1日、メッセージなど約700点をデジタル化して封入したタイムカプセルを埋設した。
松山で電話交換が始まったのは明治41年(1908年)の3月26日。先に開催した式典で寄せられたメッセージや小中学生の作文、通信サービスの現況などをすべてデジタル化し、砥部焼の伝統工芸士・亀田緑光さん(56)が制作した特製の2つの壺に封入した。
埋設の式典には酒井本部長や中村剛志・砥部町長、亀田さん、祝賀会で表彰された2組の親子らが出席。酒井本部長は「タイムカプセルは、次世代の通信インフラ『光』サービスが開始された平成14年から30年後の44年(2033)に開封したい」と話していた。