北朝鮮が核搭載ＩＣＢＭ開発　米国防総省

　【ワシントン１日共同】オベリング米国防総省ミサイル防衛局長は１日の上院軍事委員会小委員会の公聴会に提出した書面証言で、北朝鮮が核弾頭搭載可能な大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）の開発を推し進めていると述べた。

　また米軍高官の情報として、北朝鮮が開発中の中距離弾道ミサイルをイランが購入したとの見方を示し、ミサイル開発をめぐる両国の協力に警戒感を示した。

　一方、リービー米財務次官（テロ・金融情報担当）は同日の上院財政委員会公聴会に提出した書面証言で、偽ドル札「スーパーノート」が今も見つかっているとして、国土安全保障省傘下のシークレット・サービスが北朝鮮の紙幣偽造活動への調査を続けていることを明らかにした。