トヨタ自動車の世界一とメディア
遂にGMを抜いて、トヨタ自動車が世界一になった。と誇らかに報道された。
メディアが心配するのは、日米間の貿易戦争の再燃。
そのためにトヨタは、米国に工場を新設して雇用に貢献し、摩擦を防ぐという。
しかし、トヨタがいかに苛斂誅求の下請け政策を行なっているかの報道はしない。
もともと「絶望工場」と評されるトヨタの労務管理のもと、「渇いたタオルから水を搾り出す」とう過酷な下請けいじめについては、業界間では、周知の事実。
トヨタの繁栄は、彼らの犠牲の成果といってよい。
「かんばん方式」など、トヨタ独創の生産管理は語られるが、彼らの犠牲については、赤旗と週刊金曜を除いて、メディアは知らぬ振りをしている。
折しも、昨年度の厚労省労災認定の、わが国の過労自殺は、過去最多であったという。
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