日本の司法の根本的問題―憲法(民権)の番人の不在
日本の司法裁判制度には、もっと重要な根本的問題があるが、それらについては、等閑に付されている。
今の各制度改正は目くらまし。日本の司法の根本的問題から目をそらさせる意図あり。
すなわち、
自白による裁判制度―冤罪の温床。
代用監獄制度廃止、長時間取り調べとその可視化など一向に改善されない。
外国人差別・入管処遇と難民認定の不適正など、人権問題など。
国連・拷問禁止委員会かも改善をもとめられている(6月22日、東京新聞)。
最高裁の憲法違反判断の回避―政治的圧力に屈する司法(三権独立など空名)
再軍備、海外派遣、靖国問題、教科書検定問題。一票格差問題などなど、憲法の番人不在。
時には、気骨ある下級裁判官もいるが、トップが権力志向。
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コメント(1)
憲法審判所の必要性
行政と立法部門が改憲の提案を行なっている。
司法が何故、提案出来ないのか。
しないのか。
現在の平和憲法運用に結果、再軍備阻止や人権保護の点で、欠陥ありと痛感するのは、本来憲法の番人である最高裁が最も知っているはずである。
判断停止の最高裁に代わる憲法審判所が必要とされる所以である。
今の国会では、参議院など不要である。議会を縛るのが、憲法審判所であるべき。
2007/6/22(金) 午後 2:49 [ yabutei ]