携帯 有害サイト制限で改善策
携帯電話各社は、18歳未満の利用者を対象に、親の同意がないかぎり出会い系サイトなどの有害なサイトにアクセスできなくする「フィルタリング」という無料のサービスの導入を本格的に始めています。しかし、アクセス制限によって携帯電話会社が認定している公式サイト以外は見られなくなったり、一般に利用されている掲示板も有害なサイトと同じように分類されて見られなくなったりして、利用者などから反発の声が上がっています。2日、総務省の検討会がまとめた改善策によりますと、まず、サイトを運営する業界で作る第三者機関が問題ないと認定したサイトは、アクセス制限の対象から外すとしています。さらに、利用者が、アクセス制限から外したいサイトを個別に申告すれば、制限を解除できるような仕組みの導入を有料化を含めて検討するとしています。総務省は、今月末にも携帯電話各社に改善策の導入を求める方針で、ことしの夏以降、順次実施される見通しです。 |
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