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ガソリン値下げ、スタンド救済を否定 財務省

2008年04月02日23時01分

 ガソリン税の暫定税率期限切れに伴い、3月出荷分の在庫をガソリンスタンドが自己負担で値下げ販売している問題で、額賀財務相は2日の衆院財務金融委員会で、暫定税率分をガソリンスタンドに還付する救済措置について、「今、そういうことは余計な混乱を起こす」と否定した。民主党の古本伸一郎氏の質問に答えた。

 一方、同党の菅直人代表代行は2日、国会内で財務省の加藤治彦主税局長と会い、救済措置を求めたが、加藤氏は「値下げは業者の自主判断で、そういう対応は考えていない」と答えたという。同党は3月出荷分の在庫を書類上返品したとみなし、暫定税率分の税控除を認める内容の法案を参院に提出している。

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