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春の島々をめぐる離島シリーズ、きょうは佐賀県唐津市の神集島です。
神が集まる島と書いて神集島。
万葉集にも詠まれ、長い歴史を刻んだ島です。
神々が集まる島とかいて、かしわじま。
万葉集にも詠まれた歴史の島です。
玄界灘に浮かぶ神集島は、唐津市の湊町から船でおよそ8分、長い歴史を刻んできた小さな島には今、およそ500人が暮らしています。
島の守り神が祀られた住吉神社。
豊漁、海の安全、縁結びや子宝の神様として、島の人たちから敬われています。
神社にはこんな、言い伝えがあります。
神集島は、736年に大和朝廷の使節として新羅に旅立つ遣新羅使一行の、日本最後の停泊地でした。
島には、その時に詠まれた7首の和歌が歌碑に残されています。
島内に残された数多くの史跡や古墳は、島が見つめてきた歴史の長さを物語っています。
歴史と古代ロマンに彩られた神集島。
厳しい冬の玄海灘は、いま穏やかな春の海へと変わりつつあります。
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