F2支援戦闘機運用開始/空自三沢基地(2008/04/02)
空自三沢基地の第8飛行隊に新たに配備されたF2支援戦闘機
 航空自衛隊三沢基地は、F4支援戦闘機を最新鋭のF2支援戦闘機に全面更新するのに伴い一日、第三航空団第八飛行隊にF2二機を配備し、運用を始めた。二〇〇九年度までに二十機程度を配備する予定。既にF2を運用している第三飛行隊と合わせ、同基地は空自で唯一、F2飛行隊を二個擁する航空団となる。
 第八飛行隊の二十機のF4は、〇八年度末までにすべて退役となる。これに替わり、F2が〇八、〇九年度に新しく十機程度ずつ配備される。
 F2の主な任務は、陸海上の作戦支援で、同航空団の第三飛行隊が二十機を運用中。第八飛行隊にも配備されることで、同基地は最終的にF2計四十機を有することになる。
 一日は、格納庫前に隊員約百二十人が集まり、運用開始式典を行った。第八飛行隊長の布村吉英二佐が、同基地の若林秀男司令に運用開始を報告。若林司令は「三沢基地は名実ともにF2のホームベースとなる。全員が一丸となって運用体制を確立し、任務遂行に尽力してほしい」と訓示した。
【写真説明】
空自三沢基地の第8飛行隊に新たに配備されたF2支援戦闘機

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