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最小のブラックホールを発見

このブラックホールは、地球から1万5000光年離れた銀河系の中にあり、NASAが、ブラックホールに渦のようになって巻き込まれていくガスから出ているX線を解析した結果、質量が太陽の3.8倍で直径は24キロほどしかないことがわかりました。これまで太陽の6.3倍程度の質量のブラックホールは見つかっていましたが、今回のものは質量も直径も過去最小だということです。強い重力で光をも飲み込むブラックホールは、太陽より質量が一定以上大きい恒星が一生を終えるときに起こす大爆発、超新星爆発のあとに出来るとされ、今回も、過去に起きた超新星爆発によって作られたものとみられています。NASAでは「このブラックホールは、小さくても重力はきわめて強く、近づきすぎるとスパゲッティのめんのように伸びて引きちぎられてしまうので、将来、宇宙旅行をする人は気をつけてほしい」とユーモアを込めて警告しています。
もどる4月2日 17時31分
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