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若さに期待 努力も求め/神奈川県内各社で入社式
新年度が始まった一日、県内の各企業で入社式が行われた。業界再編の加速や景気低迷が続く中、各企業のトップは新入社員に期待を込めるとともに、変化への素早い対応や一日も早くプロフェッショナルとなるための努力を求めていた。
横浜銀行の入社式には関連グループを含めて四百三人が出席した。同行では二〇〇六年から大幅に採用を増加。四百人規模は十五年ぶりの水準となった。小川是頭取は「現在は先行きが読みにくい経済情勢だが、皆さんが選んだ銀行はその動きに最戦前で向き合う職場。経済の荒波を実感しつつ、ダイナミックに働ける喜びを感じてほしい」と呼び掛けた。
秋山善彦さんは代表の答辞で「先輩が長い年月をかけて築いてきた信頼、信用の重みを念頭に置き努力を重ね日々の業務に励みます」などと決意を述べた。
トヨタ系ディーラーの神奈川トヨタグループは、一日から持ち株会社「KTグループ」(横浜市神奈川区)を親会社とし傘下に十六社を持つ体制に移行。神奈川トヨタ自動車など九社に計百五十五人が入社し、合同入社式が行われた。
同グループの上野健彦社長は「持ち株会社制への移行は良き伝統を守り、二十一世紀という時代をより良くするビジネスを推進するため。人間と仕事を愛して人生を楽しもう」と激励した。
日本ビクター(同市神奈川区)では、技術系を中心に三十八人が入社した。佐藤国彦社長は「”技術のビクター”から、”技術とマーケティングのビクター”を目指す。社員全員が結集してヒット商品を作り、新しいライフスタイルを提案したい」とした。
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