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診療科名わかりやすく　専門性の表示可能に＜4/1 19:47＞

　１日から、医療機関が看板などで外部に表示できる診療科名が増えた。これまでの「内科」「外科」などは専門性がわかりにくかったが、今後は「腎臓内科」「乳腺外科」など、より具体的に診療科名を掲げることができる。

　診療科名はこれまで、医療法に定められた「内科」「外科」「産婦人科」など３８種類に限られていた。しかし、患者が症状に合った医療機関を選びやすくするため、今後は「腎臓内科」「乳腺外科」など臓器名と診療科名などを組み合わせることができるようになる。

　診療科名をめぐっては、乳ガンを専門とする「よこはま乳腺と胃腸の病院」の医師が、看板に「乳腺」の文字を入れることができず、最高裁まで争った例もある。同病院の久保内光一院長は１日、「患者さんにとって朗報だな、と。わからない方に対する道しるべをつけるという意味では朗報だなと思います」と話した。同病院では今後、申請を行い、看板に「乳腺」と掲げて専門性を患者に知らせていくことにしている。

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