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更新: 2008/03/31 23:55 ECB幹部、利下げ期待けん制・物価と市場を両にらみ【ベルリン=赤川省吾】欧州中央銀行(ECB)幹部から利下げ期待をけん制する発言が相次いでいる。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で揺れる金融市場を安定化するため、ECBも大量の資金を供給しているが、政策金利については物価もにらんだ難しいかじ取りを強いられそうだ。 28日にシュタルク専務理事が「現状(の物価上昇率)に満足していない」と述べたほか、ドイツ連邦銀行のウェーバー総裁も「市場の動揺のなかでも物価安定が重要だ」と発言した。背景には近く発表されるユーロ圏の3月の物価上昇率が前年同期比で3%前後と「2%未満」という政策目標を大きく上回る見通しになったことがあるとみられる。 欧州記事一覧
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