OutPost and 2ch - FAQ

  1. なぜOutpostをインストールする前に他のFWをアンインストールする必要があるのですか?
  2. アウトポストに他のソフトとの「相性」問題はありますか?
  3. 手動でOutpostをアンインストールするには?
  4. Outpostのフィルタリングはアプリケーションレベルですかシステムレベルですか?
  5. OutpostはShieldsUp!リークテストをパスしますか?
  6. Outpostはすべてのリークテストをパスしますか?
  7. システムトレイアイコンのメニューでExit(アイコンを隠す) Exit & Shutdown(Outpostを完全にシャットダウン)の違いは?
  8. もし、あるWebサイトを「信頼する」リストに入れた場合、OutpostはTCPストリームのフィルタリング(広告バナーの削除など)を実行しますか?
  9. Reject/拒絶とDeny/遮断の差は?
  10. 「今回だけ許可」、「今回だけ遮断」のボタンがルールウィザードのダイアログで無効になっていることがあるのはなぜですか?
  11. クッキーをブロックしているのにローカルのクッキーフォルダにたくさんクッキーがありますが?
  12. Attack Detectionプラグインの設定方法は?
  13. Attack Detectionのログにたくさん接続要求が載っています。これはどういう意味ですか?
  14. Attachment Filterは添付ファイルからウィールスを取り除きますか?
  15. Active Content プラグインはフラッシュバナーを取り除きますか?
  16. Contentプラグイン中で*ワイルドカードは使えますか。
  17. Active Contentプラグインでプロパティー→WEBで新しいサイトを追加するときにワイルドカード*は使えますか?
  18. Outlook2002がブロックしたと報告してくる添付ファイルを見ることができません。
  19. なぜOutpostはメールの送信速度を低下させることがあるのですか?
  20. Outpostをサーバにインストールできますか?
  21. なぜ私のWebサーバーに'Field blocked by Outpost'というログが残るの?
  22. その他いろいろ

なぜOutpostをインストールする前に他のFWをアンインストールする必要があるのですか?

複数のファイアウォールをインストールすると
以下のような問題点が起きることがあります。
OSがブルースクリーンでクラッシュ、OSが固まる、OSが突然落ちる
どんなアクセスも許可されてしまう。何もブロックされない。
すべてのアプリケーションの活動がブロックされ、Webにアクセスできない。
OSが起動できない。
その他考えられるかぎりのエラー
これらの問題はOutpostに限ったことではなく、すべてのファイアウォール
ソフトに共通する問題です。FWソフトをスタートアップから外したり、
シャットダウンしたりしても事情はほとんど変わりません。
たいていのファイアウォールはドライバやサービスをメモリに常駐させています。

アウトポストに他のソフトとの「相性」問題はありますか?

Outpostは他のすべてのプログラムに対して正常に動作します。唯一の例外は
他のファイアウォールまたはスニッファー
(ネットワークと通信するパケットを横取りするソフト)だけです。

手動でOutpostをアンインストールするには?

手動アンインストールの手順は以下のとおりです。
ドライバのアンインストール
スタート→ファイル名を指定して実行
「参照」をクリック→Outpostのフォルダへ移動
"install.exe"をクリック
ここで「ファイル名を指定して実行」の名前欄に
C:\Program Files\Agnitum\Outpost Firewall\install.exe
のような文字列があるはず。(Outpostをインストールしたディレクトリに応じて
違う)文字列の最後に 半角スペース+「-u」を付け加える。すなわち、
install.exe -u としてOKで実行する。
次に以下のフォルダを削除します
C:\Program Files\Agnitum\Outpost Firewall\
C:\Program Files\Common Files\Agnitum Shared\
レジストリをクリアします
スタート→ファイル名を指定して実行→regeditと入力して実行
regedit上で以下のキーを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Agnitum\Outpost Firewall\
HKEY_CURRENT_USER\Software\Agnitum\Outpost Firewall
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Agnitum\aupdate

Outpostのフィルタリングはアプリケーションレベルですか?それともシステムレベルですか?

両方です。Outpostの各種フィルタははTDIおよびNDISのリクエストを捕捉するので、
アプリケーションレベルの活動もシステムレベルの活動もフィルタすること
ができます。

OutpostはShieldsUp!リークテストをパスしますか?

はい、パスします。OutpostはMD5メッセージダイジェスト・アルゴリズムを
利用して信頼されたアプリケーションのチェックサムを計算します。そのアプリ
ケーションが起動されるたびにOutpostはチェックサムを計算して正当性を評価し、
ニセモノが起動されることを防ぎます。

Outpostはすべてのリークテストをパスしますか?

はい、Outpost2.0はYALTA, TooLeaky, FireHole, OutBound の各テストをパスします。

システムトレイアイコンのメニューでExit(アイコンを隠す) Exit & Shutdown(Outpostを完全にシャットダウン)の違いは?

Outpostは2つの部分に分かれています。一つはGUI、もう一つはパケットの
フィルタリングとプラグインの活動をコントロールするカーネルドライバです。
ExitではGUIを停止しますが、カーネルはメモリに残って活動を続けます。
Exit & Shutdown ではGUI、カーネルドライバともに停止します。

もし、あるWebサイトを「信頼する」リストに入れた場合、OutpostはTCPストリームのフィルタリング(広告バナーの削除など)を実行しますか?

はい、実行します。OutpostのプラグインはOutpost本体のエンジンとは独立に
活動します。プラグインはあるIPが信頼リストに入っているるかどうか知りません。
Webサイトを信頼リストに入れても、Active Content(クッキー、スクリプトの制限等)
Attack Detectionは無効になりません。

Reject/拒絶とDeny/遮断の差は?

Rejectはパケットを破棄した後port unreachableのパケットを送信元へ送り返
します。(「ポートは閉じていると通知する」モード。)Denyでは、パケットを単に
破棄するだけで送信元へICMPにせよTCPにせよいかなるメッセージも送り返しません
(ステルスモード)

「今回だけ許可」、「今回だけ遮断」のボタンがルールウィザードのダイアログで無効になっていることがあるのはなぜですか?

「今回だけ…」はoutgoingのTCP接続の場合のみ有効です。この場合ルール
ウィザードは「今回だけ…」ボタンが押されるまで接続の許可、遮断を保留して
待機しています。Outpostはそれ以外の接続(inboundのTCPとUDPを含む)をルール
ウィザードモードであっても全て遮断し、その後でルールウィザードのダイアログを
表示します。この時点でユーザーはルールを作成することができます。しかしその
接続はすでに遮断されているので、ユーザーが「今回だけ許可」あるいは「遮断」することはできません。

クッキーをブロックしているのにローカルのクッキーフォルダにたくさんクッキーがありますが?

Outpostはクッキーが送り込まれるの阻止するのではなく、クッキーが読み出される
のを阻止します。この方法を選択した理由は、クッキーを送り込む方法は無数にあるの
に対して、読み出す方法は一つしかないからです。

Attack Detectionプラグインの設定方法は?

セッティングはHDDに保存されているprotect.lstファイルに書かれているので、
これを編集してください。

Attack Detectionのログにたくさん接続要求が載っています。これはどういう意味ですか?

接続要求とはclosed portへの一回のアクセスがあったことを意味します。
誤った警報を最小限にするために、Outpostは既定の設定ではこのような接続要求を
不当な攻撃とは表示しません。Outpostは特定のリモートホストから一定の時間内に
繰り返し疑わしいパケットが送信されてきた場合にのみ「ポートスキャン」として
表示します。詳しい情報はpresets.lstも参照してください。

Attachment Filterは添付ファイルからウィールスを取り除きますか?

いいえ。Attachment Filterは添付ファイルをリネームして、報告するよう設定
できるだけです。Attachment Filterは例えば、添付ファイルにfoo.exeがあった
場合、foo.exe.SAFEとりネームして有害な添付ファイルが
実行されないよう隔離します。

Active Content プラグインはフラッシュバナーを取り除きますか?

はい、Outpost2.0ならフラッシュバナーを取り除きます。

Contentプラグイン中で*ワイルドカードは使えますか。

ワイルドカードの必要はありません。ストップワードに"list"という文字列を
入力した場合、プラグインは"journalist" も "b>listing"p> も (listという
文字列を含むすべてのコンテントを)ブロックします。

Active Contentプラグインでプロパティー→WEBで新しいサイトを追加するときにワイルドカード*は使えますか?

いいえ。今後の検討課題です。

Outlook2002がブロックしたと報告してくる添付ファイルを見ることができません。

これはOutpostの問題ではなく、Outlook2002の問題です。
Outlook2002はある種の添付ファイルを安全か否かに関わりなく完全にブロックします。
ブロックされるファイルタイプには、.exe, .vbs, .com, .bat, .hlp, .wsh, .js, .reg.が
含まれます。添付ファイルをダウンロードする前に、最新定義にアップデートした
アンチウィールスソフトを動作させ、ソースが信頼できることを
確認した上でダウンしてください。

なぜOutpostはメールの送信速度を低下させることがあるのですか?

メールサーバは伝統的に(IRCやFTPも同様ですが)、メール送信時にあなたのPCの身元を確認しようとします。
すなわち、あなたのマシンのTCP113ポートに接続を試みます。
Outpostはこれをブロックし、不到達の返信も送りません。
たいていのメールサーバは数秒間返信を待った後でメール送信を許可します。
この遅延をなくすにはオプション→システム→全般→システムルールで
"Allow inbound identification"
にチェックを入れてください。メール送信の遅延はなくなります。ただしこの状態
ではポート113はポートスキャンテストに対してオープンになっています。
ステルス状態に戻すには、inbound identificationをあなたがFTP、SSH、SMTP、
Telnetの各プロトコルでアクセスする特定のリモートホストのみに許可してください。

Outpostをサーバにインストールできますか?

できます。しかし推奨してはいません。OutpostはLAN接続のワークステーションで
利用されるようにデザインされています。サーバー版は、たとえば、多様なワーク
ステーションが接続してくる複数のネットワークアダプタに対してそれぞれルールを
作れる必要がありますが、Outpostにはこのような機能がありません。またOutpostの
プラグインの一部はサーバでは動作しません。

なぜ私のWebサーバーに'Field blocked by Outpost'というログが残るの?

'Field blocked by Outpost'はあなたのサイトへの訪問者がOutpostを
インストールしており、プライバシーを保護するためにリファラをブロックする
ように設定していることを意味します。リファラは訪問者がその前に訪問していた
サイトの情報です。これらのユーザーはそのままウェブサイトを閲覧できることに
注意してください。訪問者にActive Contentプラグインでリファラを有効にするよう
要請することはできます。

その他いろいろ

【「念のため全部遮断ルール」が必要な理由】
Outpostのロードの詳細は、
http://www.outpostfirewall.com/forum/showthread.php?s=0766775dd97298cefd1588f6365454ba&threadid=7230
DavidとMegaherzによると以下のとおり。
1) OS起動時にFiltnt.sys (kernel driver) がロードされる。
2) レジストリから暗号化されたルールを読み込み、v1の場合は,
Allow Most mode、v2の場合はBlock Most modeでフィルタを開始
3) その他のサードパーティの常駐プログラム起動
4) Outpost.exe 起動
5) Outpost.exe は Outpost GUI (opst_ui.dll)を読み込む
6) Outpost GUI はFiltnt.sysへ再度 ルールを読み込む
(この時点で前回終了時のモードが適用される)
v1が起動プロセス実行中は一時的にallow mostになっているとすると「ルールで
遮断されていない接続はすべて許可」になる。「TCP/UDPすべて遮断」などの「念の
ため遮断ルール」を設定していると起動中も「ブロック優先」と同様の保護が有効
になる。OS起動時の保護の空白を最小限に抑えられる。
【jv16有料化問題】
jv16は有料化されだけでなく無料版の末期のビルドは有効期限が仕掛けてある。
「broadband有志から配布されてるv1.30195」が安全らしい。
ttp://down.hengshui.com/download.asp?downid=1&id=726
【debugプラグインのインストール】
インストーラがDestination Folderでインストール先を尋ねてくるので、
Outpost.exeが存在するディレクトリ(標準→C\Program Files\Agnitum\Outpost Firewall1.0)
を指定。(outpost.exeのあるフォルダ以外のフォルダを指定してはダメ)
【トリビアその2】
Agnitumはセントペテルスブルグの会社なのに、なぜキプロスに登録されているの?
http://www.calguard.ca.gov/ia/Russia/RU-Russians%20to%20Cyprus.htm
1 オフショア企業への課税減免
2 ロシア人短期滞在者のビザ免除
3 気候が温暖で治安がよい
という条件が重なって、ロシア企業のペーパー本社登録地と
してたいへん人気があるそうです。
キプロス在住のロシア人も1万人以上いるとか。

Back To Index