Live Search 教えて! goo Yahoo 検索 ask.jp Baidu ウェブ魚拓
  2008 4
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

フリーで便利なソフト ( Win )
WinSCP : パソコン同士のファイル転送を暗号化、安全に転送してくれるソフト
Sakura Editor : " ホームページを作ろう " でも紹介している高機能なエディター
PictBear : レタッチソフト。これがフリーだから驚きます。操作も直感的
BurnCDCC : 簡単に ISO ファイルを CD / DVD に焼くことができる便利なツール
アタッシェケース : 暗号アルゴリズム " Rijndael " を採用した強力なファイル / フォルダ暗号化ソフト
SoftPerfect File Recovery : ごみ箱から削除したファイルを復元してくれるソフト
BullZip PDF Printer : 紙に印刷する代わりにPDFファイルとして保存してくれるソフト
素材をご利用の際は各サイトの利用規約をよくお読み下さい。
QR コードの使い方
貴方様のIPアドレスは
216.98.130.26


Windows Server 2003 Tips
NTP Server 追加

Windows Server の初期設定では time.windows.com という海外にある NTP ( Network Time Protocol ) Server と同期しています。世界に何億台あるか判らない Windows マシンの全てがデフォルトで参照している NTP サーバーなので大変重く、また日本からの経路も長いので、遅延時間が大きくなります。つまりサーバーが参照する NTP サーバーとしては大変不適格です。

そこでレジストリを直接変更して新たに日本国内の、それも自宅になるべく近い NTP サーバーをリストに追加、同期させる方法と、その同期間隔を短くする方法について説明致します。

注意 : レジストリに間違った値を書き込んでしまうと、システムに重大な障害を及ぼし、最悪、システム再インストールを余儀なくされることもあります。レジストリ エディタの操作はくれぐれも慎重かつ、御自身のリスクのもとで行って下さい。

☆ 新規に NTP Server を追加する方法

[ スタート ] → [ ファイル名を指定して実行 ] を選択、名前入力欄に regedit とタイプして レジストリ エディターを起動します。そして以下のレジストリ キーを表示して下さい。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE
¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥DateTime¥Servers

開いたら " 編集メニュー " から " 新規 " → " 文字列値 " を選択します。

ファイル名を " 6 " に変更します。

その変更したファイルをダブルクリックして " 値のデータ " にお好みの NTP サーバー ( ここでは東京大学 NTP サーバー 130.69.251.23 をタイプ ) の IP アドレスを入力して OK をクリックします。

キーボードの F5 を押して設定を更新した後レジストリエディターを閉じて下さい。

実際に登録した NTP Server に同期させるためには [ コントロールパネル ] → [ 日付と時刻 ] をダブルクリック。" インターネット時刻 " タブをクリック。サーバーとして 130.69.251.23 を選択、そして " 今すぐ更新 " ボタンをクリックします。暫くすると " 時刻は正常に 〜 に 130.69.251.23 と同期しました " と表示されます。

これで新規に登録した NTP Server 、東京大学 NTP Server ( stratum 1 ) に Windows Server が同期しました。

以下は東京大学 NTP Server 以外の主なリストです。Linux Server ( ntpq -p コマンド ) にて応答確認済み。

NICT 133.243.238.163 stratum 1
東北大学 130.34.11.117 stratum 1
大阪府立大学 157.16.213.52 stratum 1
マルチフィード 210.173.160.27 stratum 2
慶應義塾大学 133.27.4.121 stratum 2

因みに、福岡大学、東京理科大学、電気通信大学、高エネルギー物理学研究所は全く応答がありませんでした。

stratum とは階層を意味し最も精度が高い UTC ( 協定世界時 ) に同期しているものを stratum 1 、stratum 1 に同期しているサーバーを stratum 2 、stratum 2 に同期しているサーバーを stratum 3 という具合にランク付けをしています。

Stratum 1 NTP サーバーの構築と評価 ( 山梨大学 )

☆ 同期間隔を変える

Windows Server は 1 週間に 1 回、ネット上の NTP サーバーから現在の時刻を取得してパソコン内部の時計を自動更新しています。

ところがパソコン内部の時計は誤差が生じやすいため、同期の間隔が 1 週間ではファイルのタイムスタンプがずれてしまう問題で不都合が生じてしまいます。特にログを取得することを主としているサーバーでは致命的です。

そこでレジストリを編集して同期間隔をデフォルトより短くします。レジストリキーの場所は、

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM
¥ControlSet001¥Services¥W32Time¥TimeProviders
¥NtpClient

SpecialPollInterval をダブルクリックして下さい。

表記を 10 進数に切り替えます。

" 値のデータ " に注目して下さい。604800 は 1 週間を秒で示した数字です。計算は簡単で

60 × 60 × 24 × 7 = 604800 Sec

これを 12 時間に変更します。すなわち

60 × 60 × 12 = 43200 Sec

この値を " 値のデータ " に入力。

" OK " をクリックしてキーボードの F5 を押して更新して下さい。

以上で Windows Server は 12 時間おきに指定した NTP Server と同期、時間の情報を取得してくれます。




貴方様が現在ご利用になられているブラウザは

Megalodon(http://megalodon.jp/)
Copyright (C) magical-sound All rights reserved.