カブトムシの共食いの詳しい状況
その瞬間、わが目をうたがった!ムシゼリーに体を突っ込んでエサを食べるのとまったく同じ状態で
蛹の体に頭を突っ込んで食べていた。食べられて間もないのか、その蛹はしっぽをくねらせてまだ生きていた。
カブトムシ飼育の大先輩に状況を聞いてもらったが初めての事だそうだ。
一瞬カブトムシが嫌いになるかと思った。いっそのこと「よくあることだよ!」
と言う答えのほうが気がらくだったかもしれない。
あらためて冷静に分析してみると
6月3日〜10日 羽化開始 メス4頭 オス2頭。まだ蛹の野外飼育BOXに同居させる。
6月24日 日中暑い日が続き 夜成虫が地上に出てくるようになる。
6月25〜26日 引き続き暖かく 与えたムシゼリーをきれいに食べ尽くす。交尾の動作有り。
6月27〜28日 急に寒くなり(日中17度程度)地上に姿を現さない。与えたムシゼリーもまったく食べていない。
6月29日 クーラーボックスを掘り返して現行犯。犯人は♀。
状況から判断すると、半分食べられたと思われる蛹は、
まだ生きていたので28日〜29日にかけて被害にあったと思われる。
他の4匹も 綺麗な蛹で死後そう日にちはたっていないはずだ!
推測1・・・この気象条件が重なり 寒くて地上に出てこれない成虫が 地中の餌を食べた。
推測2・・・交尾を終えた♀にありがちな行動。
いずれにしても推測だが共食いの状況は紛れも無い事実だ!
しかし・・・カブトムシ自身には罪は無い、俺の管理ミスが最大の原因である。