アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
怖い風
作業前から、大粒の雹がバタバタと降り、また止みまた大きな音を立てて降り落ちて来ました。
ランに出ていたワンたちも、緊急避難。
大きな子達も、勢いよく犬舎に走りこんで来ました。
a13.jpg

a14.jpg

a12.jpg

屋外犬舎の波板に落ちてくる音は凄いです。
私たちも何事か?と思うくらいの音です。
早急に対策を考えなければなりません。

山からの吹き降ろしの突風で施設内もグチャグチャって感じです。
代表が作業中の農園の壁もぶち割れ、屋根に使っていたシートも全て外れてしまいました。
シートを括ろうとしましたが、凄い風の力で手が一緒に持ち上がって行きます。
怖い風。。。

住んでみて初めて判る地域の気候条件です。
夕方、スーパーに行くと大阪では考えられない張り紙。
「強風のためドア閉鎖」
手動のドアも風の力でなかなか開きません。

施設に来て初めて過ごす春です。
地元気候条件に合わせた改善が多々、必要になりそうです。

一通りの作業を終えたのが2時をまわっていました。
それから、風で煽られた被害物を撤去。
ドロドロになってランのバリケンなどを運び出し6時半作業が終了しました。

ふぅぅぅ。。。。疲れました。

バタバタと作業をしている合間に、2本のSOS電話が入りました。
一本は「新築の家で犬が飼えなくなったので、そちらに連れて行っていいですか?」です。
溜息しか出ませんでした。
正直「馬鹿じゃないの」の一言です。
自分達は新居にうかれ気分。
物言えぬワンは犠牲になるのです。
床が傷つくからとか、臭いも付くしとか言っていました。
そんな人間が、まだまだ居る日本なんです。
簡単に放棄出来る人間が居るのです。
ワンはすでに11歳だと言っていました。
後、何年なんですか!!
天寿を全うするまでどうにか見てあげなさいよ!!
懇々と説明し、「何とか両親に頼んでみる」と、言って電話を切りました。

情けない。。。

もう一本は昔、繁殖の事業をしていたが、数年前に廃業。
残った犬をずっと見てきたが、此処も引っ越すので見てもらえないだろうか。。。との内容。
セッターやセントやニューファンなど大型犬揃い。
電話をしてきた親父の事は知らないけど、ワンには罪はないです。
まずは、自分で里親募集を頑張ってもらう事。
ネットや新聞でお願いする事をお話しました。

まだまだ、人間の身勝手で犠牲になる子が、日々出てきています。
飼い主の最大の務めは、「天寿を全うする時、飼い主が側に着いて送ってあげる事」です。

《皆様へのお願い》
大阪・滋賀を合わせて、毎日ドライフード約30キロ+レトルト缶詰約30缶を消費しております。
メーカー様からの大量のご支援で現在までは、補えて来ておりましたが、倉庫内のフードも非常に少なくなって来ました。
グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】

里親募集

繁殖場レスキュー里親募集

犬同士も話していると言うのが本当なのだなぁ〜と改めて実感しました。

ボストンのシャディちゃんがトライアルに出発しました。
出発時には、必ずご家族で撮影させて頂きます。

それまで、お互いは我関せずといった感じでしたが、
「シャディでトライアルをお願いします。」とおっしゃった途端に、先住犬のワンちゃんはお母さんに抱かれるシャディのお顔に一生懸命に寄って行きます。
「こっち向いて〜」の言葉なんか聞こえていません。
先住犬ちゃんはシャディに
「おうちにおいで・・・仲良くしようね。」とでも言ってるようでした。
a11.jpg

ワンのこういう光景をみると心温まるものがあります。
無事、トライアルが終了する事を心より願っております。

さて、本日の午前中は晴天。
ワンたちはランで走り周りました。
皆、スイッチONで猛ダッシュです。(笑)
a10.jpg

a9.jpg

a8.jpg

午前の作業が終了する間際に、急に空が暗くなって来ました。
その後は嵐のようでした。
天気予報では暴風とありましたが、急な雨でもワンがすぐに非難出来るように、先日テントを張りました。
かなり重いテントです。
風に煽られるのが怖くて、高さも低く設置しました。
人間が腰を屈めて歩く高さです。

それが・・・
何と突風で飛ばされひっくり返ってしまいました。
フェンスに括り付けていたのですが、フェンスの柱も見事に折れてしまいました。

せっかく設置したランのフェンスも早急に修理しなくてはなりません。(涙)

幸いにもワンが出てる時間で無くて良かった良かった(ホッ)

桜の木にも蕾が、かすかに色づいて来ました。
来月の中旬〜下旬頃には満開の桜が見れるのでしょう。。。

植樹は5月くらいを予定しております。
皆様のご協力をお願い致します。

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集
《皆様へのお願い》
大阪・滋賀を合わせて、毎日ドライフード約30キロ+レトルト缶詰約30缶を消費しております。
メーカー様からの大量のご支援で現在までは、補えて来ておりましたが、倉庫内のフードも非常に少なくなって来ました。
グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】
*ご協力のお願い*
【支援金の募集のお願い】
里親募集
繁殖場レスキュー里親募集
天使のボランティア
2〜3日前に、小学生の女の子から「ボランティアに参加したいんですけど」と電話を頂きました。
電車に乗って1時間以上かかる所からでした。

大変嬉しい事です。
しかし、まだ小学生。
まして女の子の一人での参加です。

考えも付かない恐ろしい事件がおこる世の中です。
施設に入って頂いている間は、責任を持って管理できますが、道中が心配です。
おうちにお迎えに行って、送らせて頂くと言う事が理想ですが、それは時間的に不可能な事なのです。

スタッフがお母様に電話を入れました。
「小学生の方は、保護者同伴であるか、送迎をお願いしています。」と。
お母様が送って頂けなければ、子供さんは参加出来ません。
ガッカリしてしまうかなぁ。。。と私たちも悩みました。

そして、お母様にお願いしました。
「是非、検討してあげて下さい。」

そして、今日小学生のHちゃんはお母様と一緒に、ニコニコと施設にやって来ました。
お母様のお話では、一人でインターネットで調べてアークエンジェルズを知り、一人で計画を立てて電話をくれたそうです。
「ペット不可のマンションで飼う事は出来ませんが、猫や犬や動物が大好きなんです。」とおっしゃっていました。

小柄な小さな女の子です。
しかし、とてもしっかりとしていらっしゃいました。

大切に胸に抱いていた袋の中はワンの缶詰でした。
「食べさせてあげて下さい。」

お小遣いで買った、ふたつの缶詰。
Hちゃんの優しい思いのつまった缶詰です。

私たち大人が子供さんから教えてもらう事が沢山あります。
清らかな心。

とてもとても嬉しかったです。
Hちゃん・・・本当に有難うね♪

朝一の犬舎の掃除からお手伝いしてくれました。
お母様も一緒に参加して下さいました。
うんちもさっさと片付けてくれました。
小さな身体で、大きなおやかんを持つ手は震えていましたが、一生懸命にワンの食器に水を入れて廻ってくれました。

作業の合間にワンをじっと見つめている目は、天使のようです。
ニコニコとワンに話しかけていました。

とても、穏やかな日です。

Hちゃんも代表の話にしっかりとしたお顔で聞き入っていました。
この経験が大人になった時に必ず、何かと結びつくと思います。

チューリップの蕾が膨らんで来ました♪
スクスクと伸び、綺麗な花を見せてくれるのが楽しみです。
色とりどりの花が咲いた頃、Hちゃんにまた遊びに来て欲しいですね♪
差し延べられた輝く手
お礼:毎日支援物資が到着致します。
皆様のご協力に本当に本当に感謝致します。
また、必ずと言っていい程、物資の中に暖かな応援メッセージを入れて頂いております。
お一人お一人にお返事が出来ませんのが、とても心苦しいです。
皆で、声を出して読ませて頂いて、涙する事・笑わせて頂くことがあります。
頂いたメッセージがどれだけ私たちを励ましてくれているか判りません。
この場をかりてお礼申し上げます。
これからが、滋賀はとても良い季節です。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。


さて、本日も遠方から里親様が7時間も8時間もかけて、愛する我が子を迎えに来て下さいました。
皆様、ホームページの募集のお写真だけしかご覧になった事はございません。

施設に到着した里親様のお顔はキラキラとしています。
「うちの子はどこにいるの?」という感じで、キョロキョロとされます。
活動日誌をご覧になって頂いているので、皆さん他のワンの名前もよくご存知です。
「あらぁ〜みどりちゃんね〜」
「こっちは・・・???さゆりちゃんかな?」
正解!!
皆さん、おっしゃいます。
「初めて会った気がしない」と。
お迎えの日まで、それはそれは楽しみにして下さっています。

まるで、恋人にでも会うかのように・・・。

ご対面の時の一声は「か・わ・い・い・・・」
満面の笑みでワンの前に向かわれます。

私達はこの光景を見て、「やっと、本当の家族を探し出したね。」とワンに言います。
光り輝く赤い糸が、しっかりと見えます。
ワンたちも、どこに居るか判らない本当の家族に一生懸命にパワーを出しています。
そして、それを察知して頂いた里親様。

やっと出会えた喜び、長い寄り道はおしまいです。

優しい優しい暖かな手がそっとワンに触れます。
a7.jpg

目を細めて、「宜しくね。」とお返事しているようです。

送り出した私達は、嬉しさの中で、ポッカリ開いた犬舎の前で、幸せを願います。

一年以上待って居る子が、まだまだ沢山施設に居ます。
「僕はここに居るよ」と信号を出しています。
気づいてあげて下さい。

お利口にして待っています。

「迎えに来たよ」と言う言葉を・・・・・。


《皆様へのお願い》
大阪・滋賀を合わせて、毎日ドライフード約30キロ+レトルト缶詰約30缶を消費しております。
メーカー様からの大量のご支援で現在までは、補えて来ておりましたが、倉庫内のフードも非常に少なくなって来ました。
グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】

里親募集

繁殖場レスキュー里親募集
離れなかった「ゆず」と「みかん」
警察に保護されたビーグル2頭が期限切れで処分センター行きになるとの事で、団体にやってきました。
命名「ゆず」「みかん」

小ぶりで可愛い子達です。
別々に保護されていますが、個体を見ると体つきもそっくり・顔もそっくり・極めつけは色違いの首輪でした。
これは、誰が見ても同じ所に居た子だろうと思います。

迷子とは考えられません。
おそらく遺棄であると思います。
施設にやって来た、彼女らは不安げでしょんぼりとしていました。

数年前に8頭のダックスが動物管理センターからやってきました。
保護先は各警察でした。
その数日前から、あちこちの公園でダックスが遺棄されていました。
おそらく、ブリーダーが車で、公園を見つけては数頭を下ろし、また少し走って公園を見つけて数頭を下ろしと・・・。
もちろん、警察で2週間飼い主が現れるのを待っていましたが、遺棄なのですから現れることは無いです。
2週間後、警察から処分センター行きになります。
そこで、みんな再会です。

ゆず・みかんも捨てられて、お互い別々の方向に歩いて行ったのでしょう。
別々の方に保護され、警察に届けられて再会。

幸運にも二人は離れませんでした。
そして、二人で施設にやって来ました。

いつも一緒です。
一緒の犬舎で、仲良く眠っています。
ご飯やおやつの取り合いをする事もありません。
顔を見合わせて、何か話しているようです。

ランに出る時も、二人は一緒に行動します。
「離れ離れになっちゃうから、そばに居ようね・・・。」とでも言っているかのようです。

ボール遊びが大好きです。
何度も何度も持ってきては、投げて〜とキラキラした顔で見上げます。
夕方のランはゆず・みかんの貸切ラン。
a6.jpg

a4.jpg

a3.jpg

里親様から手があがった時、たぶん、別々の幸せな道に進むと思います。
でも、今度は100%以上の愛情に包まれて暮らせるのです。
寂しくなんてないよね。

その時まで、二人はいつも一緒♪
a5.jpg


《皆様へのお願い》
大阪・滋賀を合わせて、毎日ドライフード約30キロ+レトルト缶詰約30缶を消費しております。
メーカー様からの大量のご支援で現在までは、補えて来ておりましたが、倉庫内のフードも非常に少なくなって来ました。
グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】

里親募集

繁殖場レスキュー里親募集
Designed by aykm.