北九州水上署で閉庁式
北九州水上署で閉庁式 03/31 12:12

北九州市の水上警察署があすから統合されるのを前に、きょう閉庁式が開かれました。

北九州水上署の閉庁式には、県警の殿川一郎本部長ら関係者60人が出席しました。

北九州水上署は、明治時代から続く門司水上署と、大正時代に発足した若松水上署を統合して、1994年に設置されました。

4隻の警察用船舶を持ち、海上保安庁と連携して門司港レトロ地区や、北九州の沿岸で発生する事件や事故を担当していました。

水上署の主な機能は、あすから門司警察署が引き継ぎ、庁舎は門司署の分庁舎として利用されます。

最後の署長となった安藤信善署長は、「水上の管轄に心血を注いできた長い歴史に、幕が閉じられることにさびしさを覚えます」とあいさつしました。