福岡放送局

2008年4月1日 18時38分更新

新本部長 暴力団摘発に全力

福岡県警察本部の新しい本部長に就任した田村正博本部長が記者会見を行い、暴力団などの組織犯罪の摘発に力を入れていく考えを明らかにしました。

田村本部長は鳥取県出身の54歳。昭和52年に警察庁に入り、警察庁の運転免許課長や警察大学校の警察政策研究センター所長などを歴任し、1日付けで福岡県警察本部の本部長に就任しました。
田村本部長は着任の記者会見で、「県民の安全を守り県内の治安を維持するという警察の責務の達成に向けてできることをやりたいと思っている」と抱負を述べました。そのうえで、「福岡県は全国的に注目される事件や事故が起きているところだが、少しずつ発生を抑えることができていると感じている。暴力団の問題は、より一層力を入れて取り組まなければならない課題だと思っている」と述べ、暴力団などの組織犯罪の摘発に力を入れていく考えを明らかにしました。