安井修二研究室


★安井修二のプロフィル

1945年愛知県生まれ
所属:経済学部
1.教育
2008年度前期担当科目
 プロゼミナール 4年次個別演習 夜間主演習U
 大学院「特殊講義 現代資本主義論」

2.研究
 論文 「有機農業と循環型社会について」(『香川大学経済論叢』第80巻第3号)
 マイ・フィールド・ワーク


このページ、いつまで続けるかな

 2008年度の後期には、私の研究室がある建物の改築が始まると言われている。最近、工事関係の人がやってきて、部屋のなかの写真などを撮っているから、間違いなく、時期が来れば工事は始まる。いうまでもなく、工事が始まる前に、いまの研究室から出ていかねばならない。そして、私は2008年度でこの大学を退職する。工事の終了は、年度末・3月と言われているが、若干延びることもあるかもしれない。

 ここから、どうしても微妙な問題が発生する。改築工事自体はやらざるを得ないことなので、誰に文句があるわけではない。運悪くというところだが、しかたがないことなのだ。

(1)研究室の処理
 改築工事が3月までに終わると言われていても、延びたりしたら、この研究室に戻るのは退職してからになってしまう。たとえ3月までに終わるとしても、おそらく月末であろう。そうなると、もう引っ越す準備などしていられない。だから、改築工事が始まる前には、この研究室の整理は終わり、ここに二度と戻ってこないようにしておく必要がある。
 長い間過ごしたこの研究室とも、大分前にお別れとなる

(2)研究室の移動
 経済学部としては、すべて教員の研究室はどんなに不便なところでも、用意しなければならない。だから、どこかの部屋は用意されることになろう。問題は、私が、その部屋に荷物を移すかどうかである。
 新しく用意される部屋は、広い部屋ということは考えられないから、そこで、(2008年度後期に開講する)個別演習や基礎ゼミを開くということは考えられない。となると、新しく用意された部屋に何を移動させるか。

@本の整理
 これは、改築工事が始める前に終了させておこうと思っている。さもないと、新しく用意された部屋への移動と3月末の退職の時の移動という二度の移動をしなければならなくなるからである。何せ、本は重い。移動は重労働だ。
 大学の本は図書館に返却し、自分の本のうち「農業関係」のものだけを自宅に移動し、それ以外の自分の本は焼却処分にする(一部は、O先生が、学生用の図書として引き受けて下さるそうだから、この大学に残ることになるかもしれないが)。

Aコンピュータの処理
 これが最大の問題である。
 一つは、新しく用意された部屋にいまの(少々古びた)コンピュータ関連のものだけを移動させるという考えである。そうすると、大学に来て、授業の合間等に、コンピュータを操作して(コンピュータで遊んで)帰るということになる。本などはないんだから、そこで研究や教育の準備などしようがないものねぇ。
 もう一つは、改築工事が始まる時に、コンピュータ等の整理もしてしまうというもので、新しく用意される部屋には何も移さないという考えである。
 実は、これで困るということはない。もういまでも、大学からの連絡はすべてメールで来るが、メールはWebmailで自宅で見ているから、何も困ることはない。研究や教育に必要なものは、(自費で購入した)外付けのハードディスクに保存しているから、それを自宅にもっていけば、大学の研究室と全く同じ仕事が自宅でもできるからである。だから、いまは、コンピュータ等も改築工事が開始される前に、処分してしまおうかと考えている。

 というわけで、そうなると、問題は、このページがどうなるかである。残念ながら、いまの状況では、大学のWWWサーバーに外からアクセスすることはできなくなっている。けしからんと言う人もいるようだが、大学のサーバーを外から守るためには、いまのところしかたがないと言わざるを得ない。
 そうなると、このページの更新はできなくなる。したがって、退職するかなり前に、このページを閉じることになるかもしれない。4月の新学期開始から9月まで半年あるが、いつやめるか決めていない。新学期早々にやめてしまうかもしれないなあ。長年、誰が読むかわからないホームページを延々と書き続けてきたが、それも終わりになる。

 マイ・フィールド・ワーク

 私は、老後の楽しみとして、移住先でも、農業を続けよう、それなら、その準備過程を定点観測と称して、報告してみようと思い、これこそ、いまの時代にふさわしいフィールド・ワークだなあと思っていた。
 移住先の建築工事は、諸々の事情から、少し遅れ気味で、ガーデンの造作は、どんなに早くても10月以降になる。私自身は、家の建築とガーデンの造作とは別々にやればいいと思っていたが、ガーデン部分は家の工事をする際の工事関係の車の出入り口として利用する必要があり、どうしても家の建築が終了してから、ガーデンの造作を始める以外にないということがわかったからである。
 したがって、ガーデン造成の定点観測は、この研究室移動より後が本格的に可能となり、そうなると、大学の改築工事の開始とともに、このページの更新ができなくなるから、事実上、わがガーデンの定点観測の報告は不可能になる。
 外からアクセスできるような小さなサーバーを用意して、大学のWWWとメールのサーバー本体にはアクセス不可能にしたらよい、とここに書いたこともあるが、そんなことはされるわけがないしねぇ。私自身が、わざわざ、そのために新しくWebを開設するというのも、やる気にならないしねぇ。だから、上記のマイ・フィールド・ワークも、このページの終了と同時に終了となる。
 期待していた人には申し訳ないが・・・、誰も期待などしていないか。

 いまから閉じるなどと宣言はしないから、閉じたら、そういうことだと理解してほしい。