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【社会】

日医会長に唐沢氏再選 診療報酬プラス改定で「無風」

2008年4月1日 12時05分

 日本医師会(日医、会員16万5000人)の会長選挙が1日、東京都の日本医師会館で行われ、現職の唐沢祥人会長(65)=東京都医師会=が下間秀晃氏(47)=兵庫県医師会=を破って再選を果たした。任期は2年。

 唐沢氏は与党と緊密に連携する路線をとり、本年度の診療報酬改定では医師の技術料などの「本体部分」を8年ぶりにプラス改定に導いた。こうした路線が会員に支持されたとみられ、選挙戦はほぼ無風だった。

 代議員による投票結果は唐沢氏304票、下間氏27票、白票20票、無効1票だった。

 唐沢氏は1月に小脳出血で倒れ入院したが、その後復帰した。

 唐沢 祥人(からさわ・よしひと)68年千葉大医学部卒。東京都医師会長を経て06年から日医会長。65歳。東京都出身。

(共同)
 

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