◇「選手ら我が子も同然」--三宅秀二部長(42)
「選手たちは我が子も同然」。06年5月から部長を務め、「逆境においてくさらず、順境においておごらず」をモットーに、指導するだけでなく、生活全般での相談にも乗る。「私も高嶋先生の教え子。『くさったらあかん』という先生の一貫した教えを、選手たちに伝えていきたい」
智弁和歌山から東海大に進んだ。卒業後は住友金属などの社会人野球で12年間プレーし、日本選手権で2度優勝に輝いた。「選手として甲子園に出られなかった悔しさがありましたね。どんどん甲子園で活躍していく母校にも負けたくなかったですしね」
昨秋の近畿大会前に、紀の川市の自宅に主砲・坂口真規選手(2年)を呼んだ。3時間ほどかけて、崩れていた打撃フォームの修正に取り組み、同大会で坂口選手は3本塁打を記録した。
「選手には『毎日の積み重ねが必要なんや』と言ってるんですが、力で打てちゃうんです。これからも基本の大切さを教え続けていきたい。より高いところを目指して野球を楽しんでほしい」。「息子」である選手たちの活躍と成長が何よりの喜びだ。
毎日新聞 2008年2月26日
ヤクルト | 10−2 | 巨人 | 終了 |
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中日 | 4−0 | 広島 | 終了 |
阪神 | 7−0 | 横浜 | 終了 |
楽天 | 3−1 | 日本ハム | 終了 |
西武 | 5−1 | ソフトバンク | 終了 |
ロッテ | 1−4 | オリックス | 終了 |