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春の主役たち:智弁ナインの素顔/10 /和歌山

 ◇「監督を日本一に」--勝谷直紀主将(2年)

 「甲子園に出るだけじゃ満足できません。勝ちたい。そのために全力を尽くします」。センバツ出場が決まって約1カ月。決定時にも聞いた言葉に、より力がこもる。「チームを引っ張る意識が、目に見えるようになりました」と高嶋仁監督。強い意識と確かな実力に磨きをかける。

 この冬、グリップをやや下げ、球を強くたたけるようにフォームを修正。昨秋の公式戦では満足する打撃ができなかったが、チーム最多の10四死球を記録。「全打席出塁できるような相手の嫌がる打者になりたい。勝負どころで打てさえすればいい」。中学時代に全国大会で2度準優勝を経験し、大舞台での戦い方も知っている。恩師の甲子園での通算勝利数はあと7勝で記録更新。「どうせなら自分たちの代で『日本一の監督』にしたい」。主将として臨む甲子園を、たっぷりと味わうつもりだ。

 ◇成長かみしめたい--岡田俊哉投手(1年)

 昨秋の公式戦でチーム最多の37イニングを投げ、防御率1・22と大車輪の活躍。昨夏から登板機会を与えられ、順調に進化を続ける。「センバツでは甲子園のマウンドをしっかりと味わって、自分の成長をかみしめたいですね」

 昨夏の甲子園、初戦・仙台育英(宮城)戦で先発。登板を告げられた試合前夜は「目を閉じても寝汗が出て寝られなかった」。初回に2点を与え、四回途中で降板。「まったく記憶がない。思っていた以上に甲子園の壁は厚かったですね」。同じ舞台での雪辱に燃えている。

 「いじられたことがない」という癖のないフォームで抜群の制球力を誇る。課題は「打たれても表情を変えないこと。少しずつ感情を抑えられるようになってきたと思うんですけどね」。闘争心のコントロールも身につけ、聖地のマウンドで真価を明かす。

毎日新聞 2008年2月24日

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