和歌山

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

春の主役たち:智弁ナインの素顔/5 /和歌山

 ◇実戦で好不調の波なし--高橋義人外野手(2年)

 攻守ともに安定したプレーでチームを支えるキーマン。「球技はたいていこなせます」。三宅秀二部長は「身体能力が高く、野球の基本となる要素が身に付いているので、実戦で好不調の波がなく力を発揮できる」と太鼓判を押す。

 入部時は投手。相次ぐけがで満足できる練習ができないまま1年以上を過ごした。だが持ち前のマイペースな性格と器用さで、外野手に転身してレギュラーの座を手にした。「打球の伸びを予測するのが難しいけど、試合に出る以上は克服しないと」

 野球漬けの毎日を過ごしているが、夜は自宅でパソコンに向かい、ネット上で人との出会いを楽しむ。「野球は野球、ネットはネットで、それぞれ違う面白さがありますから」。他人のペースに惑わされない強さ。大舞台でどんな相手にも動じず、チームを支えるだろう。

 ◇安定感ある送球--北畠良真内野手(1年)

 165センチと小柄だが、遠投95メートルの強肩。加えて、スナップの効いた送球には安定感がある。「山に囲まれたところで石投げをしてよく遊んでいたので、それで手首が鍛えられたのかもしれません」

 新チームで1年生としてただ一人、レギュラーの座を射止めた。プレッシャーはあったが、昨秋の公式戦は7試合に出場し「試合に出場してこその野球」との思いが強まった。

 グラウンドに置いた球を、捕って投げる動作を繰り返して、間合いやタイミングを確認したり、寝る前にイメージトレーニングをするなど、地道な練習に休みはない。「難しい打球を当たり前のように処理できるようになりたい」。高い向上心が練習に向かわせる。

 センバツでは「飛んできた球に思い切って突っ込んでいく、攻める守備がしたいけど、出られるならなんでもいい」。力強い目で言い切った。

毎日新聞 2008年2月17日

和歌山 アーカイブ一覧

エンターテインメントトップ

ニュースセレクトトップ

ライフスタイルトップ

 

プロ野球速報

3月30日の試合

ヤクルト 10−2 巨人 終了
中日 4−0 広島 終了
阪神 7−0 横浜 終了
楽天 3−1 日本ハム 終了
西武 5−1 ソフトバンク 終了
ロッテ 1−4 オリックス 終了

高校野球 地域別関連記事

北海道 [北海道]
東北 [青森 | 岩手 | 秋田 | 宮城 | 山形 | 福島]
関東 [山梨 | 茨城 | 栃木 | 群馬 | 埼玉 | 千葉 | 東京 | 神奈川]
北信越 [長野 | 新潟 | 富山 | 石川 | 福井]
東海 [静岡 | 愛知 | 岐阜 | 三重]
関西 [滋賀 | 京都 | 大阪 | 兵庫 | 奈良 | 和歌山]
中国 [島根 | 鳥取 | 岡山 | 広島 | 山口]
四国 [香川 | 徳島 | 高知 | 愛媛]
九州 [福岡 | 佐賀 | 長崎 | 大分 | 熊本 | 宮崎 | 鹿児島]
沖縄 [沖縄]

ヘッドライン

おすすめ情報