◇実戦で好不調の波なし--高橋義人外野手(2年)
攻守ともに安定したプレーでチームを支えるキーマン。「球技はたいていこなせます」。三宅秀二部長は「身体能力が高く、野球の基本となる要素が身に付いているので、実戦で好不調の波がなく力を発揮できる」と太鼓判を押す。
入部時は投手。相次ぐけがで満足できる練習ができないまま1年以上を過ごした。だが持ち前のマイペースな性格と器用さで、外野手に転身してレギュラーの座を手にした。「打球の伸びを予測するのが難しいけど、試合に出る以上は克服しないと」
野球漬けの毎日を過ごしているが、夜は自宅でパソコンに向かい、ネット上で人との出会いを楽しむ。「野球は野球、ネットはネットで、それぞれ違う面白さがありますから」。他人のペースに惑わされない強さ。大舞台でどんな相手にも動じず、チームを支えるだろう。
◇安定感ある送球--北畠良真内野手(1年)
165センチと小柄だが、遠投95メートルの強肩。加えて、スナップの効いた送球には安定感がある。「山に囲まれたところで石投げをしてよく遊んでいたので、それで手首が鍛えられたのかもしれません」
新チームで1年生としてただ一人、レギュラーの座を射止めた。プレッシャーはあったが、昨秋の公式戦は7試合に出場し「試合に出場してこその野球」との思いが強まった。
グラウンドに置いた球を、捕って投げる動作を繰り返して、間合いやタイミングを確認したり、寝る前にイメージトレーニングをするなど、地道な練習に休みはない。「難しい打球を当たり前のように処理できるようになりたい」。高い向上心が練習に向かわせる。
センバツでは「飛んできた球に思い切って突っ込んでいく、攻める守備がしたいけど、出られるならなんでもいい」。力強い目で言い切った。
毎日新聞 2008年2月17日
ヤクルト | 10−2 | 巨人 | 終了 |
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中日 | 4−0 | 広島 | 終了 |
阪神 | 7−0 | 横浜 | 終了 |
楽天 | 3−1 | 日本ハム | 終了 |
西武 | 5−1 | ソフトバンク | 終了 |
ロッテ | 1−4 | オリックス | 終了 |