医療制度研究会 〜21世紀の医療を共に考える会〜

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2008年03月31日

診療関連死取り扱い法案に対する緊急のお知らせです。



診療関連死の取り扱いについて」医療制度研究会会員の方に緊急のおしらせ

診療関連死取り扱い法案は、第二次試案が公開されてから多くの議論を呼びましたが、厚生労働省の検討会で修正を加えた第三次試案がまもなく公開されます。
第三次試案は「診療関連死取り扱い・・・」から「医療安全のための医療事故調査制度」と名前を変え、事故調査委員会の目的を、刑事・行政などの処分から事故防止の改善に変えて、日本医師会も後押しの方向でまとめにかかっています。よく内容を確かめると、法案の骨格は変わっておらず、本質を隠した説明はフェアではないと思いますが、一般市民やメディアには受け入れられやすく、問題を残したまま法案化される危険を感じます。
法案化は、医師の人権に抵触し、受療者と医師の間の信頼関係を対立の構造に導き、最も重要な「事故に学ぶ改善」という改善活動が事実上出来なくなるという重大な欠点を有しています。ことのいきさつと誤解を産みやすい点などをご紹介し、第三次試案を理解する上で参考にしていただきたく、緊急のおしらせとなりました。

以下については、参考資料を添付しましたのでご参照ください。

診療関連死取り扱いのいきさつ
第二次試案の最大の問題点
法案化に賛成する立場の議論
予想される今後の方向性
求められる方向性



添付資料
診療関連死取り扱い法案に対する緊急のお知らせです。の添付資料(PDF) get adobe reader

ご意見、ご要望等ありましたらこちらまでご連絡下さい。

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