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取材協力:亀田総合病院 ウロギネセンター長 草西 洋医師 |
軽度の骨盤臓器脱は骨盤底筋体操で改善 |
骨盤臓器脱の治療法には、骨盤底筋体操、ペッサリー療法、手術の3つが挙げられる。「自覚症状も少ない軽度の方やお産の経験のある女性が発症予防として骨盤底筋体操を習慣づけて行なわれるのも有効です。また、リング状のペッサリーを挿入し、脱出している臓器を持ち上げる治療法を行う場合もあります。」と清水幸子医師は話す。しかし、やはり、「ペッサリーはあくまでも一時的な処置であり、2〜3ヵ月に1回洗浄のため来院する必要があります。通院の負担を考えても、合併症を抱え、手術が困難だという場合を除き、脱出がある場合の根本的な治療には手術をすすめます」と草西洋医師は語る。
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再発率の低いメッシュ手術で治す |
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一人で悩まず、あきらめないで |
骨盤臓器脱は、女性泌尿器科、ウロギネセンターなどを掲げる科が専門だ。しかし、骨盤底の専門医はまだ少ない。「病院で診断がつかず、当院が行う月1回無料の電話相談にやっとの思いでかけてくる方もいます。患者さまに治る病気だということを知ってもらうと同時に、医療従事者の認識も高めていく必要があると感じています」と清水医師は話す。 |
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