ダライ・ラマ14世 訪日検討 中国のチベット自治区では、3月29日にも新たな抗議デモが発生し、再び緊張が高まっているものとみられ、国際社会はその動向を注視しています。関係者によりますと、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ14世は、アメリカのシアトルで行われるイベントに出席するため4月にインドからアメリカに向かう予定で、4月10日に経由地の日本に一時立ち寄ることを検討しているということです。ダライ・ラマ14世は、これまで記者会見や欧米の政治指導者との電話会談などでチベット情勢の安定化に向けて中国政府との直接対話などを求めており、日本に立ち寄った場合、どのような政治的なメッセージを発するのか注目されます。ダライ・ラマ14世は、去年11月、講演を行うため来日していますが、この際、中国政府は「分裂活動の場を与えることに反対で、日本が入国を認めたことは遺憾だ」という立場を取っています。 |
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