広島東洋カープは24日、広島市中区のホテルで株主総会を開き、2007年決算を承認した。売上高は62億900万円。当期利益は1700万円。1975年から33年連続の黒字となった。10年連続Bクラスという長い低迷に加え、テレビ放映権料が巨人戦の全国中継の減少などで前年比で2億2100万円の大幅減。逆風の中にあって、売上高は同5億2900万円の増収となった。
前田智徳外野手の2000安打達成や雨天中止(4試合)が少なかったことで、主催試合の入場者数が7年ぶりに110万人を突破したことがもたらした。入場料収入は前年比で2億9000万円増の22億4000万円。キャラクターグッズの収入も同2億3600万円増の7億円と大きく伸ばし、放映権料の減収分もカバーした。
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