- 2008-03-31 (月) 0:15
- BL小説(作家名・ま行)
高階佑さんの挿絵が好きです。はじめてみたときから恋焦がれときどきブログに押しかけては拍手コメントやメールを送らせていただいてます、これまた律儀な方できちんとお返事を下さるので、更に恋情は募るばかり……
ということで(ぇ?)高階佑さん挿絵の本を集めてみました。
>DEAD LOCK シリーズ(キャラ文庫/英田サキ 著)
>熱砂の王と冷たい月(ラヴァーズ文庫/愁堂れな 著)
>ベリアルな誘惑(キャラ文庫/ふゆの仁子 著)
>上海恋戯(リーフノベルズ/水月真兎 著)
>夢は本当の恋になる(アルルノベルズ/渡海奈穂 著)
>華は洋館に囚われる(アルルノベルズ/松幸かほ 著)
>水底の月(SHYNOVELS/椎崎 夕 著)
>青鯉 (SHYNVELS/ たけうちりうと 著)
>憎しみが愛に変わるとき(アルルノベルズ/宮川ゆうこ 著)
全11冊 でしょうか?
抜け無く購入しているつもりですが、もしも抜けているのがありましたら誰か教えてください。
以前英田さんの同人誌の挿絵を描かれていたときの感想をメールに書いて出したときに、「挿絵を眺めて、ほぅ…とため息をつきそれで満足してしまうので、中身を読んでいません…」と思わず本当のことを高階さんご本人に言ってしまったら「それは嬉しいけれど、お話もとても素敵なものばかりなのでぜひ読んで下さいね」と嗜められてしまいました(笑)
という事でしばらく高階佑週間です^^;)
上海に行っていたからというわけではありませんが、まずはリーフノベルズから水月真兎さんの「上海恋戯」です。恋戯と書いてなんて読むんでしょうかね?れんぎ???BL物はとんでもない当て字を使っていたりするので良くわかりません…。
大正ロマンで軍人で、ロシア金塊とか、陰謀とか、罠とか……
いろいろ絡んでいるみたいなのでものすごくドラマチックな展開を予想して読んだら、さほどでもありませんでした。
それよりも、私実を言うとこの話一番気になって仕方なかったのが、攻めの名前です。真澄がこの人の名前を呼ぶたびに…いいのかなぁ、この名前ほんと大丈夫なのかなぁ…って気になって仕方なかったんですよ。
攻めの設定が皇族で、しかも明人って名前でよくOKでたよなぁ・・・。だって、明○殿下って言ったら現在の天○と同じ名前でしょ?(笑)
世が世なら不埒な物語にねぇ・・・高貴なお方を貶めたとか言われてお縄になっちゃいそうじゃない?
いや、私崇拝者でもなんでもないんだけど、内容より何よりそっちの方が強烈だったもんだからね…^^;)
作者さま何か狙ってんの?なんて思ってみたり。
そして何より、このお話で一番かわいそうだったのは、想った相手に気持ちを受け入れてもらえ無いだけじゃなく、悪役に利用され最後には殺されちゃったロシア皇女の彼女ですね。BLものってほんと女性への仕打ちが残酷です…男同士の恋物語なので当たり前かもしれませんが(苦笑)
でも、孤独だったお互いの心を埋めあう相手が見つかったのだから、うまく行ってほしいですね。
作者さま、続き書くつもりだったみたいだけど、リーフさん無くなっちゃったから、どうなるかまったく判りませんね。高階さんの描かれる軍服姿がもう一度見られないのはちょっと残念です。
上海恋戯 (リーフノベルズ)
著者/訳者:水月 真兎
出版社:リーフ( 2006-12 )
定価:¥ 893
単行本
ISBN-10 : 4434078550
ISBN-13 : 9784434078552
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