2008年3月31日 12時32分更新
福島県立医科大学附属病院は救急患者に優先的に対応するため、夜間や休日に訪れる救急患者以外については時間外の加算料金を早ければ4月にも、これまでの原則3割負担から全額自己負担に変えることにしています。
福島市の県立医大附属病院では、夜間や休日に近くの医院などでも診療が可能な軽症の患者などが多く訪れ、こうした患者の対応に追われて慢性的な医師不足に陥っているとしています。
このため県立医大では救急患者への対応を優先するため早ければ来月にも救急以外の患者については、時間帯や患者の年齢などによってそれぞれ定められている夜間と休日の時間外の加算料金をこれまでの原則3割負担から全額自己負担に変えることになりました。
県立医大ではことし1月にドクターヘリを導入したことにより、救急患者への対応がこれまでよりさらに増えていて、専門的な治療が必要な患者への対応を優先したいとしています。
また、救急以外の患者についてはなるべく休日でも開いている診療所や休日の当番病院などで受診するよう呼びかけています。