存続か廃止か-奈良市の奈良診療所 (2008.3.31 奈良新聞)
奈良市役所(同市二条大路南一丁目)のそばにある市立奈良診療所が、存続か廃止かで揺れている。受診者の大半が市職員という、特殊事情、、に加え、その数も平成16年度以降は年間3000人を切るなど実質赤字の経営が続く。有識者、企業経営者、行政(県)関係者らでつくる市の「都市経営戦略会議」が18年に藤原昭市長に提出した「建議」では廃止の方針が示されたが、一般患者も通うため市も容易に切り捨てられないのが現状。今春、診療所を12年間務めた医師(65)が定年退職するのを機に、市は新年度から診療日を火、水、金の午後診療のみに大幅短縮。今後の動向を見守るという。
同診療所は医療事情も十分と言えなかった昭和25年3月、当時東寺林町にあった市役所庁舎の一部を充てて開設。52年5月に庁舎が移転した際、現在の診療所に移った。鉄筋コンクリート造りの2階建て(延べ床面積約125メートル)で、1階は休日夜間診療所となっている。診察時間は市役所開庁と同じ平日の午前8時30分―午後5時15分…
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