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離婚へのカウントダウン。[7]

テーマ:回想
2008年03月27日(木) 08時28分05秒

久しぶりなまーなとの時間。

ベタベタといちゃつきながらの時間。

本当に幸せなひとときだった。


キスして。抱き合って。

言葉を交わすんじゃなくってカラダとカラダで会話する。

なんかエッチな言い方だけど…

全身でまーなを感じるのが嬉しくて愛しくて。

ドアは閉まってるとはいえ、、玄関口だって事も忘れて愛し合って。


優しく。

激しく。


何度も。何度も。


二人だけにしかわからない世界かもしれない。

男の僕が、、、

女の子として彼女に愛され…女の子として彼女を愛する。


ただ、彼女の幸せが僕の幸せである以上…

僕らにとっては最高の愛情表現。お互いの愛を具体的に感じれる瞬間。


誰に遠慮する事もなく。

許可を得る必要もなく。


二人が二人らしく二人だけの価値観を共有しながら愛に触れ合う。

理屈じゃなくって感覚。

矛盾だらけで不条理な恋愛。

だけど、、愛を感じ触れることで全てが肯定される気がする恋愛。


不適切な形容方法かもしれないけど…

とろけて溺れて…どこまでも堕ちていきそうな…危い感覚。



死んだっていい。



簡単に口にする言葉じゃないとこくらいわかってる。

だけど…そういう精神状態に陥るほど衝撃的な甘さに包み込まれてしまう。

過去は思い出せず、未来は思い描けない。


今。


そう…まさに今その瞬間だけが全て。

そう思えてしまうほどに。

後先考えず…とにかくその一瞬に全てを注ぎ込み愛し合う。

破滅を招きかねない状況下であっても突き進んでしまう…。


身も心も彼女に捧げよう。


男として愛する女の為に、全てを…自分の100%を与えよう。

自己犠牲なんてネガティブな意味じゃなくて。

打算やかけひきなんてかなぐり捨てて。


ひたすら相手の幸せ『だけ』を追い求める。


周囲から理解されなくたって。否定されたって。

そんなことは一切関係なくて。

ただただ一心に愛する人の事だけを考え感じる事のよろこび。


僕たち二人は何かにとりつかれたかの様に激しく愛し合ってた。


頭の中が真っ白になって…

気がつけばかなりの時間が経過していることに気がつく。

ひととき前の激しさとは180度違う時間にひたる僕。

ゆったりしてて…

心地良いあたたかい時間が流れる。。


「あははっっ」


急な笑い声。

悪戯っぽい感じの笑い声。


「なんか、あたし達スゴイよね…(笑)」


恥かしそうに笑みを浮かべながら天井を眺めてるまーな。

僕は目をつむったまま照れながら軽くうなずいてみる。


10分?20分?

二人でボーってしたあと…

一緒にシャワーしながらなぜか昔話をしてた。

学生時代の話。

その当時はもちろん僕は普通に男の子。

懐かしくもある時代。遠く昔のように感じてしまう時代。


僕の中では大袈裟だけど封印してる過去。

なぜなら…


『あのまま男の子してたら、今ごろどんな風なんだろ。』


って考えちゃってせつなくなっちゃうから。

後戻りできない性転換という現実に押し潰されない為に…

「こうだったかもしれない」っていう事は考えないようにしてた。一生懸命。


「男で生きたい。男で死にたい。」

そんなとんでもなくカッコイイ言葉をどっかで聞いた事があったっけ。

そういう言葉をサラッと言えてしまうほどの輝く男の勲章なんて何にもない僕。

だけど…


愛した女一人を幸せにできない男にはなりたくない。


そう思って必死に毎日を生きていたりする。

単なる自己陶酔?自己満足?僕にとっては大いに結構なのかもしれない。

自分が信じる道をひたむきにまっすぐ突き進んでいくって勇気が必要だから。


何だかんだとできないもっとらしい理由を幾つも持ち出して…

自分を正当化しつつ妥協して愛し合う恋愛ってやっぱり疑問を覚えてしまう。


何が正しくて何が間違ってるのか。

それってきっと誰にもわからないはず。

だって、価値観や人生観は人それぞれ。

見る人によっては不幸かもしれない。だけど当事者は多幸だったりする。


誰だって悩んだり苦しんだりなんかしたくない。

でも、そこから逃げてたら、本当の幸せは手に入らないと思う。

立ちはだかる大きな大きな壁に正面から向き合って乗り越える勇気と決意。


言い訳して壁を避けて通ったり…

壁自体を見えないふりをしたり…

そんなんじゃ掴むことができない幸せってある必ずあったりする。


僕は僕なりに決断して今に至ってる。

だからこそ前向きになれてる。厳しい状況でも諦めない力が湧いてくる。

僕なりの男らしさの表現方法としての性転換。

ムチャクチャかもしれないけど。

一生をかけた恋愛をするのって悪いことばかりじゃないもん。


だけど、やっぱり名残惜しかったりもする。(笑)

後悔はしてないわけだけど、男の子な僕はどこいった?!みたいな。(笑)

ここ、、、まさに矛盾。(笑)

生意気な持論がもろくも崩れ去る瞬間。(笑)

儚い僕の人間性。(笑)


心の中で自分で自分を笑いながらもまーなとの昔話に華が咲いてた。。

この時、僕はある事に気がついた。

そういえば、まーな…直樹くんとのこと僕に何にも聞いてこないなって。


思い出したかのように一気に現実へと引き戻されてく僕がいた。

離婚へのカウントダウン。[6]

テーマ:回想
2008年03月26日(水) 19時38分57秒

「さっきはゴメン!!」


むちゃくちゃ大きな声で彼は言い放つと、車のエンジンをかけた。

沈黙の中でかすかに聞こえてくるBGM代わりのラジオ放送。


さっきまで広く感じていた車内が僕には急にすっごく狭く感じてた。

自分が、、彼から女性として…性対象として見られてる…

この事実が僕の中では物凄く怖くて…不安で…ドキドキしてた。

かなりの圧迫感だった。


海までの道中とはうって変わって静まりかえる車の中。。


会話はまったくなく彼は黙々と運転。

僕は窓をちょびっとだけ開けて。外をずっと眺めて。

何かを考えてる余裕なんてなくって。

ただただ…その空間をやり過す事だけ考えてて。

そんな時に彼が明るい口調で喋りはじめた。


「なんか馬鹿だった俺。(笑)」

「思わず勢いでエッチとか抱きたいとか…最悪だよね…(苦笑)」

「今さらだけど、俺って最低な奴だなとか思っちゃったよ。」


「だけどさ、俺、真剣だから。」

「下心が無いなんて綺麗事は言わない。けど…俺、真剣だから。」

「真面目に付き合いてーって思ってるよ。迷惑かもしんないけど。」


「あのさ、俺にチャンスくんないかな?」

「もう最低な事はしないって約束するから!だから俺にチャンス頂戴!」

「最低な俺にはこんな事をいう資格ないかもしれないけどさ…(苦笑)」


「でも、このまま諦めるなんてしたくねーし。」

「今まで男と付き合った経験がないなら…この機会に冒険してみない?」

「俺と付き合ってみて嫌だったらすぐに別れればいいから。ね?」


「勿論、、軽率な行動は絶対にしない。誓う。(笑)」

「ごめん…笑うとこじゃないよね…。また最低さをアピールしてる俺。バカ…。」

「とにかく!俺と付き合ってよ!マジで!!」


一方的に自分の気持ちを伝えてくる彼。不思議と不快感はなかった。

でも、、僕の中には更なる混乱が渦巻いてた。


だって…

完全に女性としてアプローチを受けているのに違和感を感じていない僕。

これって一体どういうことなんだろって。凄く戸惑った。

自分自身のことなのに、、自分の気持ちがいまいち理解できない。

心の中は男としての自覚があるにもかからわず…彼の気持ちが嫌じゃない。


なんで?


なんでなのかな。女として愛されることに興味を抱いてるってことなの?


僕は混乱の渦巻きの中にどんどん引き込まれていくみたいだった。

愛する人はまーなただ一人。これは絶対なのに。間違いないのに。

僕が他の女性から男性として好意を持たれてるならある意味なっとく。

だけど…彼は僕を女性として見てて。好意を持ってて。なのに…僕は…。


「今すぐに決めなくていいからね。」

「無理は言わないから。だけどちょくちょく二人で会ってほしい。」


僕の混乱を全く知らない彼はひたすら話を続ける。

笑みを浮かべながらも真面目な顔で。僕の方をチラチラ見ながら。


気がつくと…待ち合わせをしたコンビニのそば。

あっという間。長く感じてた帰りの道のりなのに…。

僕はずっと無言のままだった。何を話したらいいのかわかんなくって。


「着いたよ。」


淋しそうな表情の彼は小声で僕に言った。


「今日は、なんか…ごめんね。」

「だけど…俺がさっき話した事、ちゃんと考えてほしい。」

「また連絡するから。ね。」


黙って微妙にうなずいちゃう僕。

今考えてみれば…「二度と連絡すんな!」って言えばよかったのに…。

そうすれば。そうすれば、あんな事にならなかったのにって。

また、、のちのちの後悔のはじまり。だった。

予期せぬことが起こって。そのことのせいでまた予期せぬが起こる。

まったく自分では予測不可能な事態になってしまうわけで。


僕は軽く会釈だけして車をあとにした。

とっても複雑な気持ちだった。


まーな。


ふとまーなが恋しくなった。ものすごく。恋しくなった。

早く会いたいって。今すぐに会いたいって。


急いでおうちへ向かった。まーな帰ってきてるかなとか思いながら。


「ただいま!」


さっきまでの複雑な心境を吹き飛ばす勢いでドアを開けた。

でも…まーなはまだ帰ってきてなくて。

急に淋しくなってく僕。頭の中は早くまーなに会いたいだけになってた。


すると、、、

この願いを神様が叶えてくれたかみたいに…


「たっだいま!!」


まーなだった。何かずーーーっと会ってなかったみたいに感じた。

満面の笑みのまーなが僕の目の前にいた。

もうとにかく嬉しくて。愛しくて。

思わず僕はまーなに抱きついちゃった。


「おかえりなさい…」


って。

安心したのか…嬉しすぎたのか…涙がボロボロ×100。


そんな僕をまーなは優しく抱きしめてくれて。

頭をいーこいーこしてくれて。

あたたかかった。すっごく。

とにかくやわらかい感触だった。

心が満たされてくのがハッキリわかるほどに。


僕は最高の至福にひたってた。酔ってた。


だけど…それがひとときの休息にしかならないなんて…。

ごめんなさい。です。

テーマ:日記
2008年03月25日(火) 23時07分33秒

お仕事ともろもろな用事であっちゃこっちゃってしてる数日。。(*- -)


一生懸命、、書いてはいるんだけどぉ…

途中で寝ちゃって目がさめたらパソコンの目の前で朝。とか。(苦笑)

そんな感じです(涙)


離婚へのカウントダウン。


今の時点ではキスだけなんですけど…

ここから先は自分の気持ちを整理しながら更新しないと。(*..)φ))

かなぁり感情的な書き方しちゃいそなので。

慎重に思い出しながら書いてたりするわけなんです…。(*゚ー゚)ゞ


なので。も少し。

てか、、、明日くらいからアップできそです。


自分で書いててリアルに思い出しちゃって。泣きながら書いてたりする僕。

情けない…男の子のクセに。いや、女子だからおっけかな(笑)


とにかく、ごめんなさい。遅くなって。



こんな調子の僕にコメントとかありがと。嬉しいな。。(*u_u*)


では。明日。

今日はもーヘトヘトなので寝ます。おやすみなさい。です。