今回は回想ブログ じゃなくてカラダのこと。(*..)
で、、今日は病院行ってきたの。仕事の合間で…ホルモン注射。
慣れないなぁーって感じで。やっぱ痛くってさ。(*T_T*)
おクスリも貰って。血液とかもろもろ検査もして。
先生とも看護婦さんとも仲良しだからけっこー楽しい部分もあったりする♪
さすがに常連さんだかんね(笑)
そんでね、驚いたことにさ、ある看護婦さんがビックリ発言してきたの!
「ブログ復活したんだね!ちょくちょくチェックしてるから頑張って更新してね!」
………。そっか。僕、はるかりんってバレてたんだ…。全然知らなかった。(苦笑)
でも…いつバレたんだろ。怖いなぁ。うかつな更新できない感じ…。。(* v v)。
てか、きっと今日の更新も見るんだろーけど(笑)
どーせなら…
「いえい☆看護婦のNさん見てますかぁー☆はるかりんです。。(*u_u*)」
とかって感じにしてみる(笑)
でもさ、性転換しはじめてもう2年以上経ったんだなって。改めて思った。
今では不思議と自然な感じで生活できてるけど当初は大変だったなぁ。
不安ばっかりだったし。男に未練たらたらだったもん(笑)
今ではなかなか普通に女の子してる毎日。まーなはそばにいないけど(泣)
でも絶対にまーなともっかい復活するかんね!!
じゃなきゃ女の子になってく意味ないし。もう男の子には戻れないし。
まーなーっ待っててねー!ぜったい迎えに行くかんねー!
とか、見てるはずもないのにメッセージしてみる僕。うぅ…(*- -)
あ、そうそう…カラダの変化。
さすがに今の僕の写真はアップしないけど…
過去にブログでアップしてた写真を久しぶりに紹介してみまーす。。
あ、鬼きもいからあんまマジマジ見ないほーがいいかも(笑)
未成年者は遠慮しちゃってくれると助かります(笑)
ではでは。
★はるかりん性転換記録
直樹くんとの待ち合わせはコンビニの前だった。
少し早めに到着した僕は自分でも驚くほど落ち着いてた。
これはきっとまーなの手紙「愛してる」の文字のお陰かもしれないって思った。
彼との事をきっちりさせて…自分の気持ちをはっきりさせて。
一刻も早くまーなに会いたい!ただそれだけ考えてた。
軽めのクラクションの音。白のセダン車。
見れば彼が車の中から手をふって笑ってる。
僕は会釈して…車に近づいた。
すると彼が車から降りてきて…
「おはよ!待った?天気良くてよかったーっ!」
「昨日、気合い入れて洗車したからさ♪」
改めて見ると背が高い。あいかわらずの爽やかさ。そして声が大きい(笑)
僕は彼の笑顔を見てすっかり緊張感を開放してた。
コンビニで二人…ジュースやお菓子なんか買ってみたりして。
目が合えばニコニコして。何の躊躇もなく彼の車の助手席に乗り込んだ。
「どっか行きたいとことかある?」
まったく考えてなかった僕。少し考えたあと思わず…
「海っ……かな…」
どこでもいいって何か言いづらくてとっさにでた「海」発言。
「おっけ!んじゃ出発!」
何ともあっけなく行先が決まって。車内ではラジオからBGMが流れてて。
これってまさにデートだった。今になってみると…あからさまにそう思える…。
他愛もない話しながら笑いが絶えない時間が過ぎていく。
僕の中では彼への警戒心はほとんどゼロに近かった。
そして…車は渋滞に。ノロノロ運転。止まったり。少し進んだり。
でも…会話は途切れる事無く弾んでて。さすが営業マントーク(笑)
すごい物知りで冗談が上手でぜんぜん飽きない。そんな時。
ん?
窓の外をなにげ見てた僕の右手が温かくなった。
ゴツゴツしてて…大きくて…力強くって……少し汗ばんでる…。
「やだ?渋滞って眠くなっちゃうから…こうしててもいい?」
おいおい…どういうこじつけなんだ。渋滞と手を繋ぐって関係ないじゃん(怒)
しかも徐行運転だって片手は危ないでしょうに…。
いや、、そういう問題じゃなくって…そういう問題じゃなくって!!
僕は一気に固まった。
だけど、すぐに手を振りほどいた。
「こら!」
って。少し苦笑いとかしながら。彼は照れ臭そうに笑ってる。
でも…その後から会話がめっきり減った。
気まずいっていう感じではなかったけど…でも、、妙な雰囲気。
少なくても僕が過去に経験した雰囲気ではなかった。
海。到着。
一気にテンションが上がった。もちろん彼も元気復活で(笑)
二人して車降りて、海を思いっきり眺めてた。会話が無くても笑顔で。
「愛してる人がいます。」
僕はこのタイミングで彼に言い放った。思いのほかスッキリした。
「そっか。せっかく指輪見ないふりしてたのにな…まいった。」
彼は少し淋しげに海を見ながら小声で僕に言った。
「その人ってどんな人?少なくても俺よりはイケテるんだよね…」
僕はなんかクスってしちゃって。だって「俺より」だもん(笑)
そりゃそうーでしょ。だって…相手は女性だから貴方とは違う。
海でテンション高めだった僕は調子にのって彼に…
「すっごく可愛くて綺麗で優しいよ!愛し合ってるもん!」
いつもの調子で喋ってしまった。すると彼がきょとんってしてる。
完全に頭の上にクエッションマーク状態(笑)
「可愛い?綺麗?どういう…??」
「え?え?ひょっとして…???」
僕は大笑い!やっとわかってくれましたかぁー!って感じで。
「そうだよ!あたり!気がつかなかった?!(笑)」
からかい半分の僕。やっと男の子だって気がついたかぁーって感じで。
でも、、、彼の勘違いはソコじゃなくて。
「全然気がつかなかった…レズだったなんてさ…」
「でも…同性で結婚できたっけ?!」
僕は思わず耳を疑った。え?ソコ??みたいな。(汗)
「んーって事は、男性経験ゼロ?」
かなりのハイテンポの質問に思わず僕は、
「うん。」
って。でも…どうやって説明していいか迷った。
僕は男で性転換中。相手はレズビアン。で、夫婦。というか…婦婦。ん?
やっぱり…難しい。そんなこんな考えてるとき…
「キスしてみない?」
意味不明。彼の突然の言葉。しかも彼はもう僕の肩に手をのせてて。
何がなんだか全然わかんない状態。完全に無防備だった。
「目、つぶって。」
動けない。まったく。カラダの力が入んなくって。少し痺れた感じで。
もちろん目なんかつぶれない。というより…ただただ硬直してて。
どーしていいかわかんなくって。てか、振りほどけって感じなんだけど。
いきなりすぎて。突然すぎて。本当に動けなくて。全然動けなくて。
キス。
した。
間違いなく。しちゃった。5秒?10秒?わかんない。
彼は目をつむってて。僕は目を開けたまんまぼーぜんとしてて。
唇と唇を重ねてるだけなのに…全身に電流が走ったみたいな衝撃。
もちろん、キスは初めてじゃない。何度も何度もしたことある。
まーなと数えきれないくらいキスした経験がある。
でも。
彼との…直樹くんとの…キスはまったく別だった。まーなとはまったく別の…。