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03/29-12:45--駅前に活気再び　天満屋倉敷店　移転オープン

　ＪＲ倉敷駅前の再開発ビル「くらしきシティプラザ」（倉敷市阿知１丁目）に29日、天満屋倉敷店が移転オープンした。05年５月の三越撤退以来、２年10カ月ぶりの大型商業施設入居で、駅前には活気が戻ってきた。 　開店前の１階入り口前には７００メートルの行列ができ、伊原木隆太社長ら関係者６人がテープカットした後、午前１０時に開店。 　集まった６千人の客は一斉にお目当てのフロアでオープン記念商品などを手に取り、次々と購入していた。 　岡山市妹尾から来た谷岡亜希子さん（２１）は「欲しいものがなかったので買い物は岡山ばかりだったが、今度は倉敷でも遊べる。駅前がもっとにぎわってほしい」と話していた。 　同店はオープン初日に７００人の従業員を投入し、５万人の来店を見込んでいる。 　新店は地下１階から地上６階に入居し、売り場面積は旧店の２倍となる２万２１２６平方メートル。３４の倉敷地区初出店ブランドを投入。紳士服エリアを強化し、４階には雑貨店「ロフト」を１千平方メートルの売り場で展開するなど若年層も意識した。 　駐車場は１７００台で、近隣の契約駐車場を利用。営業時間は午前１０時〜午後７時で、６階レストランは午前１１時〜午後１０時。元日のみ休業。目標年商は１２０億円。 　伊原木社長は「感無量。気合いを入れて作った新店が地域の皆さんにご愛顧頂けるよう一生懸命頑張る」と話している。

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