2008年 3月 30日 娘の交際相手を刃物で刺した男を逮捕 △▼ 娘の交際相手の男性を、刃物で刺して殺そうとしたとして、岡山市の無職の男が、２９日、殺人未遂の疑いで、警察に逮捕されました。逮捕されたのは、岡山市祇園の無職、中田一ニ三容疑者（５９）です。警察の調べによりますと、中田容疑者は、２９日午前１時過ぎから３時４５分ごろの間に、自宅で倉敷市に住む２６歳の男性と娘との交際を巡って口論になり男性の腹を刀のような刃物で刺して殺そうとした疑いです。男性のケガは全治５日間程度で、命に別状はないということです。調べに対し中田容疑者は、「身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。 ファジアーノ岡山　開幕４連勝 ▲▼ ＪＦＬ日本サッカーリーグのファジアーノ岡山が３０日の試合でも勝って、開幕からの連勝を４に伸ばしました。ニューウェーブ九州をホームの桃太郎スタジアムに迎えてのＪＦＬ第４節。ここまで３連勝と好調のファジアーノは、連勝の立役者となっている１１番喜山選手と９番小林選手のツートップが、この試合でも活躍します。前半、ニューウェーブに押し込まれる苦しい時間帯をしのいだファジアーノは３７分、喜山選手の４試合連続得点となるゴールで先取点を奪います。さらに４４分、キーパーのこぼれ球を１０番川原選手が折り返したところにフォワードの小林選手が走り込んで２点目。ファジアーノが、２対０とリードして前半を終えます。後半は、両チーム２点づつを奪いあいますが、終始、試合をリードしたファジアーノが４対２で勝って、開幕４連勝を飾りました。また、同じＪＦＬの三菱自動車水島ＦＣは、横河武蔵野ＦＣに敗れ、今季初勝利はなりませんでした。 作陽・藤本麻子が高校ゴルフ選手権で日本一 ▲▼ 津山市の作陽高校２年の藤本麻子選手が、春の全国高校ゴルフ選手権で優勝し、高校生ゴルファー日本一のタイトルを手にしました。２８日、２９日の２日間、滋賀県の瀬田ゴルフコースで開催された全国高校ゴルフ選手権春季大会で、トップと３打差の３位で最終日に臨んだ藤本麻子選手は、前半の９ホールを３７でまとめ、逆転でトップに立ちます。後半、我慢のゴルフでトップを守り切った藤本選手は、２日間のトータルで２位に２打差をつけて初優勝を飾りました。念願の高校日本一のタイトルを手にした藤本選手。次の目標は、日本女子アマ優勝です。 西日本オープン硬式空手道選手権 ▲▼ 子供から大人まで参加して西日本オープン硬式空手道選手権が岡山市で開かれました。大会には近畿・中四国から１２０人が参加。岡山・唯心会の小学６年生、山中博選手が力強く選手宣誓しました。硬式空手道は面やサポーターを付け実際に突きや蹴りを放つ競技です。今回は、５歳から４９歳までの選手が１４の部門に分かれ日頃培ってきた技を出し合いました。小学生１年の部では大人顔負けの真剣勝負で迫力ある試合に大きな声援が送られていました。また中学生以下の選手は、今年８月に大阪で開かれる国際交流大会の予選を兼ねているとあって代表入りを目指し試合に臨んでいました。 終末期ケアを考える講演会 ▲▼ 身近な人や自分の死について考えるきっかけにしてもらおうと３０日、岡山市で講演会が開かれました。これは慶應義塾大学の創立１５０周年を記念して開かれたもので、卒業生で俳優の石坂浩二さんが「良い患者にならないために」と題して講演しました。自身も６年前に直腸ガンになった経験を持つ石坂さんは「医師に従順になる必要はなく、痛いなら痛いとはっきりいうなど『良い患者』にならないことが大切」と話しました。また終末期のケアとして自分自身でどのように最期の時を迎えたいかを考えておくことが必要と話していました。 春のチャーター便　第一陣到着 ▲▽ 春の観光シーズンを迎え、海外からのチャーター便の第一陣が３０日高松空港に到着し歓迎セレモニーが行われました。到着したのは台湾からの観光客、約１５０人を乗せた中華航空のチャーター便です。到着ロビーでは琴と尺八の生演奏で観光客を出迎え、一人一人に讃岐うどんと県の観光パンフレットを手渡しました。香川県は台湾からの観光客の誘致を目指し去年１１月に真鍋知事が台湾を訪れ、航空会社や旅行会社に香川の観光をＰＲする活動を行いました。その結果、今年新たに台湾の航空会社１社がチャーター便の運航に加わるなど４月１５日までに１８便のチャーター便が運航される予定です。香川県はチャーター便の実績を積み重ね、高松空港と台湾を結ぶ定期路線の開設につなぎたいと話しています。