テレビ電話で容疑者や被告と接見 東京拘置所で4月から2008年03月28日19時28分 逮捕後の容疑者や判決が確定していない被告たちが、テレビ電話で弁護人と連絡を取り合える仕組みが4月16日、東京拘置所で始まる。全国初の試みで、東京都内の三つの弁護士会が28日に発表した。09年春に始まる裁判員制度に向けて、打ち合わせの機会が増えることになりそうだ。 日本弁護士連合会と法務省が07年3月、合意していた。福岡では08年3月から一般電話で話せるようになっている。今回始まるようにテレビ電話ならば、相手の表情を見て、簡単な図などを示しながら話すことができる。 拘置所に収容されている人と接見できる人は限られているため、弁護人が東京地検か日本司法支援センター(法テラス)で身分の確認を受けたうえで電話する。被告側からはかけられない。話した内容の秘密は保持され、費用は弁護士会と法テラスで負担する。 弁護士会では、被告側から連絡が来てもすぐに行けない場合や、接見に行くまでもない簡単な打ち合わせなどで使うことを想定している。 PR情報この記事の関連情報社会
|
ここから広告です 広告終わり どらく
鮮明フル画面
一覧企画特集
特集
朝日新聞社から |