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岡山・母子中毒死:ネットで自殺ほのめかす /岡山

 岡山市の医師(45)宅で12日夕、高校2年生の長男(17)と母親(43)が中毒死した事件で、自殺予告とみられる書き込みがインターネット掲示板に書かれていたことが13日、分かった。岡山東署は、薬剤を混合させて発生させた硫化水素による自殺とみており、書き込み内容が現場状況と一致する点も多いことから、医師宅のパソコン、携帯電話の通信記録などを調べる。

 掲示板には、12日午前0時50分ごろ「中国地方O市、自宅自室(四畳半、天井2・2m、引き戸には目張り予定)」などと書かれ、同日午後に入浴剤6キロ、洗浄剤7・5リットルを混ぜて自殺することをほのめかしている。同日午後3時ごろには、「私に関わってくれた人、全てに感謝します、では、さようなら」などと遺書のような書き込みがあった。現場に遺書はなかった。

 これまでの調べでは、自室の広さや使われた薬剤の量などが書き込みとほぼ一致しているという。室内には市販の薬剤の容器10数本と、プラスチック製衣装ケースに薬剤を混合した液体が約5~10リットル残っていた。【石戸諭】

毎日新聞 2008年3月14日

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