何度となく寝床に潜り込むが、その都度、喉が渇いたり、小便をしたくなったり、煙草が吸いたくなったり。
それを契機に読みかけの本を手に取り、寝床ではなく、ソファや仕事椅子に埋まることになる。
午前4時ともなると、朝刊が入る。
「在宅セキュリティ」をセットしていることを、忘れるまい、忘れるまいと思っていながら、ポストに続く窓を開けてしまった。
警告音。
解除の仕方は習ったはずだが、ワンボタンで解除できる子機は2Fに。
1Fの本機のパスワードは、まだ設定していないのだ。
ドタバタするうちに、警告音は音量を増し、しまいには、
「侵入、侵入、侵入がありました。侵入、侵入、侵入がありました。。侵入、侵入……」
同時に警備会社から電話がかかってきた。
「間違えて、窓を開けちまいました」
「では、解除のための暗証番号を御願いします」
それがまだなのだ、と言い訳。
「では、ご主人と奥様の生年月日を、滑らかに言うことで、ご本人様と認証します」
そうなのだよね。
ここで、XXXXをXXXXXすればXXXXXとなりXXXXだ、と指導されているのだ。
ネボケマナコの妻も降りてきた。
警備会社への応対では、なんとか、事なきを得た。
明日は「燃やすゴミの日」なので、にわか「ゴミ大臣」の私はキリキリと働き、自室のゴミと家族のゴミを合体させ、武蔵野市指定の40リットルのゴミ袋をまとめ上げた。
今後は、週に20リットルまでにする予定だ。
間違いなく、そうなるだろう。
それを契機に読みかけの本を手に取り、寝床ではなく、ソファや仕事椅子に埋まることになる。
午前4時ともなると、朝刊が入る。
「在宅セキュリティ」をセットしていることを、忘れるまい、忘れるまいと思っていながら、ポストに続く窓を開けてしまった。
警告音。
解除の仕方は習ったはずだが、ワンボタンで解除できる子機は2Fに。
1Fの本機のパスワードは、まだ設定していないのだ。
ドタバタするうちに、警告音は音量を増し、しまいには、
「侵入、侵入、侵入がありました。侵入、侵入、侵入がありました。。侵入、侵入……」
同時に警備会社から電話がかかってきた。
「では、解除のための暗証番号を御願いします」
それがまだなのだ、と言い訳。
「では、ご主人と奥様の生年月日を、滑らかに言うことで、ご本人様と認証します」
そうなのだよね。
ここで、XXXXをXXXXXすればXXXXXとなりXXXXだ、と指導されているのだ。
警備会社への応対では、なんとか、事なきを得た。
「なんでもないの?」
「うん。朝刊を食卓においといてやろうと思ったのが、アダになった」
そんな刺激でさらに眠れず、週刊誌の読み残し部分をさらう。
するとまた電話。
「たびたび申し訳ありません、セキュリティです。まだ異常信号が出ているようですが」
「え?!」
見ると、本機に、足跡ランブが点いたままだった。
「《在宅ボタン》を、もう一度押してください」
「はい」
押す。
まことに、在宅セキュリティを使うくらいなら、犬でも飼った方が判りやすいと思ったことである。
そんなわけで、やっとトロトロしたのが08:00ころだったのだが、そのころになるとこれまた、娘らが起きてきたらしい。
話し声やTVの音などは聞こえないのだが、まだ脚にフェルトも貼っていない椅子をずらす音が、異様なほど響く。
頭は重く、なんだかヒビの入った水瓶のような感じだったが、眠るのを諦めて階上に上がり、食卓についた。
するとまた電話。
「え?!」
見ると、本機に、足跡ランブが点いたままだった。
「《在宅ボタン》を、もう一度押してください」
「はい」
押す。
話し声やTVの音などは聞こえないのだが、まだ脚にフェルトも貼っていない椅子をずらす音が、異様なほど響く。
頭は重く、なんだかヒビの入った水瓶のような感じだったが、眠るのを諦めて階上に上がり、食卓についた。
炊きたての白い飯と、昨夜の残りのエビフライを食う。
娘らは、梅干しや納豆やごま塩や海苔などを食っている。 ほうじ茶を飲み、コーヒーを飲む。
午後からは、月曜朝イチで送付するべき、月末の書類を整える。
机の上がいっぱいになる。
女たちは、買い物に出掛けていった。
夕食は、私のチョイスで、豚の細切れ肉とキャベツとニンジンとピーマンを炒めた、素朴な皿。
娘らがモリモリ食っていたので、よしとする。
それぞれ、コーヒーや紅茶や日本茶を喫しながら、ケーキを食べた。
机の上がいっぱいになる。
女たちは、買い物に出掛けていった。
娘らがモリモリ食っていたので、よしとする。
それぞれ、コーヒーや紅茶や日本茶を喫しながら、ケーキを食べた。
今後は、週に20リットルまでにする予定だ。
間違いなく、そうなるだろう。