6月に誕生日を迎える親父にタオルハンカチを2枚と、16本骨組みの傘を。
タオルハンカチはハンカチ王子意識して、青(まぁ紺に近い色)を選んでみました。
俺の勝手な、ね。
(さすがに青いキャップはプレゼントできねぇしなぁ、どらぁ。)
チョイワルオヤジになれとは言わねぇけど、それなりにカッコイイオヤジで居て欲しいもんだ。
ハゲてねぇのが唯一の救いか?
去年から、ホワイトデーと、父の日と誕生日を兼ねたプレゼントをするようにしています。
俺も巧から父の日とか(笑うところですよ、ここ)貰ったら嬉しいって、やっぱ思うのかなぁ。
って、既に相手もいないウチから子供は男で名前は巧かよ、ってな。
巧、キャッチボールするか?って誘いたい織田パパ。
「巧の父親は私ですが」
とか言いたい。
「おとうさん!寝てばっかいないでたまには巧の相手もしてやったらどうなの!?」
って奥さんに怒られる俺。
あー想像つくわー。
休みの日くらい寝かせてくれよタイプの織田パパはグチグチいいながら子供の元へ。
「まったく、おかーさんこわいなー」
「ねー」
とプラレールで遊ぶ息子(3歳)とやけに気が合う父親、織田洋成(28歳)。
ありがちありがち。
小学生くらいになった息子はゲームに夢中。
一緒になってパパも夢中。
「ちょっと、おとうさん!俺のゲームなんだけど!」
「ちょちょちょちょ、待って、ちょっと、今いいトコいいとこ、ちょちょちょ…!」
「おかーさーん!おとーさんまたゲーム独り占めしてるー!」
「またなの!?またく何度言えば分かるの!?もう大人なんだからいい加減にしなさい!」
子供より怒られる親父。名は織田洋成。
息子20歳くらいになると、彼女とか家に連れてきちゃったりなんかするして、彼女受けがいい親父とかな。
「いやぁー俺があと20も若かったらな!」とか言うのね。
ありえるありえる。
娘ができたらもうデレッデレな織田パパ。
おかあさんに怒られなくても進んで娘の相手をします。
で、婚約相手なんかを連れてきた時にはもう大変。
娘の彼氏が口を開く前に、というか玄関さえ通さない昭和な男。
「お前はこの家の敷居をまたぐ資格などないわ!」
で、そのときはしぶしぶかえる彼氏。
そこでお母さんのフォローがはいる。
「あの子もそろそろそーゆー年になったのよ、ね?」
「…っわしゃあ…、わしゃぁ…!…っかあさん…っ」
と涙鼻水でくっちゃくちゃになる俺。
一人になった俺は自室に背を向けて一人娘のアルバムを見て静かに泣く。
次に織田パパに会う前に、彼氏はお母さんとは何度か会ってちゃんと味方になってもらってる。
(お母さんの好みのタイプな彼氏。)
で、いよいよ俺会うときはちゃんと話を聞く織田パパ。
彼氏 「お父さん、娘さんを私にください!!」
パパ 「…。」
愛娘 「…お父さん…。」
一同 「……。」
パパ 「…母さん…、」
女房 「?」
パパ
「ビール持ってきてくれ。今夜は祝杯だ。」
で、奥さんは後でお父さんに聞くのです。
「あんた、昔とんねるずの細かすぎて分からないものまね見てたでしょ?」
「うん。」
「あれやりたかったんでしょ。」
「うん。」
「バカじゃねぇの?」
「だって言いたかったんだもん。」
以上!
え?奥さんじゃなくてBL設定でダンナですって?
ありえない話じゃなねぇな!アッハ!
相手は言葉のキャッチボールができる自分より身長が低い子がいいですとか希望いってみたりして。(笑)
ランダム再生とはいえキンキの「硝子の少年」聞いてるようじゃ相手はみつからねぇだろうな、俺も。