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J-WAVEでゴリ押ししてるもんだから、ずっと気になっていた映画。
平日はとてもじゃないけどいけないので、暑いけど頑張って行って来た。
人混みは嫌いだが。
場所は渋谷のduoとかの近くにある、Q-AXシネマ。
ドキュメンタリー映画だから、坦々と進んでいくんだけど心地がいい映画だったね。
ボサノヴァ扱ってるっていうのもその一因だし、ブラジルの綺麗な風景が出てくるのも一因。
こんな景色がいいところなら、ボサノヴァが生まれるのも頷ける。
使われている楽曲の中の半分くらいはどこかで聞いたことがある曲で、思わずリズムをとってしまった。
ボサノバには3つの柱があって、それはハーモニー、リズム、歌詞なんだって。
ハーモニーやリズムについては、ある程度「こうゆうコードで、こーゆーリズムにすればボサノヴァっぽくなるよ」というのは勉強したんですが、『歌詞』の特徴っていうのが新しい発見だったかな。
ボサノヴァが生まれる前のブラジルの歌の歌詞は、ちょっとダークなものが多かったらしくて、10代や20代の青年たちが歌う、『明るいな歌詞』というのが特徴なんだって。(もちろん、そればかりではないけれど。)
俺はボサノヴァに限らずJ-POPでも何でも歌詞をじっくり見ないので、この映画でボサノヴァの日本語訳を初めて知ったんですが、まぁ恋の歌ばっかりだこりゃ。
公式サイトに「使用楽曲リスト」があって、そこに歌詞がズラッと表示されるので気になる人は見てくれば良い。
語り部としてカルロス・リラ、ホベルト・メネスカル。
このオッサン達がね、またいい感じなんだわ。
くたびれたポロシャツにTシャツに、ゆるーいスタイルがボサノヴァにあってるし、ギター片手に歌えばカッコ良い。ずるいぞ。
既に紹介した
「The Bossa Nova - Encore ! 」に収録されているあの歌を歌っていた人はこの人で、この曲を作った人はこの人でってアーティスト名が沢山出てきた。
いつも耳にする女性ボーカルは、ナラ・レオンで、こういう顔の人だったんだって。
あ、あとフランク・シナトラが歌う「イパネマの娘」はすっげー良かった。
ボッサファンならオススメ。
ボッサファンでないなら、最高の子守唄映画です。気持ちよく寝れる。(笑)
あ、館内冷房がすごく効いているので何か羽織るものを持っていった方が良いっすよ。
This is BOSSA NOVA。
http://www.wisepolicy.com/thisisbossanova/
ちなみに。
ここのQ-AXシネマではテニスのミュージカルの眼鏡と下克上の二人が出演している映画もやってます。
予告編とか流れてたし。
ハッハッハ。