お客さんに勧められて、渋谷の映画館まで見に行ったもの。
恋愛映画って大嫌いな織田ですが、なんだか気になって見に行って号泣。
話の内容は本当に日常。
長い距離を会いに行ったとか、遠距離恋愛をしたとか、そーゆーのはアレとして、昔付き合っていたりした相手ともう連絡取らなくなって、今頃どこで何をして、知らない間にどんな風に変わったんだろうとか、結局は届かなかった想いとか、過去を振り返った時にいい思い出になってたりなってなかったりとかそーゆー歯がゆい気持ちを映像にしたって感じのなんだかそーゆー、(この1文みたいに)詰まったアニメ。
日常だけど、改めてみたら、意外と泣ける経験をみんなしてんじゃねぇか、って思う。
あのね、これ映像がすっごく綺麗。マジで綺麗。入念なロケをやってたどり着いた映像らしい。
それに主題歌、山崎まさよしの「One more time, One more chance」が良い。
いやぁこれはズルイよ、歌が、歌詞が、歌声が。
3つの短編が一つの物語を構成してるんだけど、1番泣けるのは3話目の「秒速5センチメートル」。
(いや、1話目の「桜花抄」もあの待っててくれたシーンで目頭は熱くなったが。)
「One more time〜」の曲に合わせて映像が、どんどん切り替わっていくあの演出にやられたね。
過去とか思い出しちゃってあぁなんか過去にとらわれてんのかなぁみたいなそんな寂しさつったら良いのか分らんけど、なんだろ。
もしかしたらどこかですれ違ってるかもしれないけど、その存在にもう気付かない程過去の人は遠くなって、小さくなって、マジでスルーされる悲しけど、そこで接点を持たずにいることが逆になんだかそれが前向きに見えたりする。
別に考えまとめてなくて思ったことズラズラ書いて申し訳ないね。
恋愛経験ある人なら共感できるアニメであること間違いなし。
このレビューを書く前にもさんざんいいいい、ってこのブログに書いてたら見てくれた人がいて、良いって言ってくれた子居たし。
もちろん、微妙って感想もあるけど、まぁ人ぞれぞれそれでよし。
機会があれば是非どうぞ。
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秒速5センチメートル
(Yahoo!での特集ページが終わっちゃったから監督の新海誠のページにリンク。)
http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/index.html