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カーリング:チーム青森、メダル逃すも最高タイの4位

 カーリングの女子世界選手権は29日、カナダのバーノンで行われ、日本代表のチーム青森は3位決定戦でトリノ冬季五輪2位のスイスに7-9で敗れ、1997年大会の4位に並ぶ日本の最高成績を挙げたが、五輪を含めて日本で初のメダル獲得を逃した。

 この日の準決勝で昨年の覇者カナダに延長の末8-9で敗れ、3位決定戦に回った日本は序盤の失点が響き、後半追い上げたが及ばなかった。

 30日の決勝はカナダ-中国となった。(共同)

 ◇日本、初のメダル逃す…大一番で経験の差

 日本は3位決定戦でトリノ五輪銀メダルのスイスに敗れ、五輪、世界選手権で初のメダルに、あと一歩届かなかった。第1エンドにいきなり3点を奪われ、第5エンドを終え2-8。終盤に1点差に迫る粘りを見せたが、及ばなかった。

 大一番で経験の差が出た。午前中の準決勝で強豪カナダに最後に追いつかれ、延長で敗戦。阿部コーチは「タフなゲームに負け、自分たちを落ち着かせられなかった」。

 3位決定戦では、午前中とはコンディションが変わった氷への対応が遅れてミスを重ね、臨機応変に対処した相手に主導権を奪われた。石崎は「最後の最後で自分たちのショットが決められなかった。次のレベルにならないと3位以内には入れない」と目を赤くした。

 それでも、決勝に進んだ中国を1次リーグで破り、プレーオフではスイスに1度勝利。過去最高に並ぶ4位は自信になったはずだ。本橋は「予想していたよりはるかに上のレベルにいけた。もっと勝ちに貪欲(どんよく)になりたい」と話した。

 次の目標は、来年の世界選手権の出場権がかかる秋のパシフィック選手権。来年の世界選手権は韓国で行われるため、通常二つのアジア枠は開催国を除く一つ。今回の大舞台で先を越された中国が最大のライバルとなる。(共同)

毎日新聞 2008年3月30日 13時44分(最終更新 3月30日 17時40分)

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