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シンポジウム:「産科の集約を」医師ら対策要望--大阪

 救急搬送される妊婦が次々と病院に受け入れを断られるケースが相次いだ問題を受け、シンポジウム「周産期医療の広域連携-現状と将来」(大阪府医師会など主催)が29日、大阪市の府医師会館であった。大阪や奈良など2府4県の産科の基幹病院に勤める産科医らが、医師不足や救急搬送先の確保が難しい現状を報告。「産科の集約化が必要」などと対策を求めた。

 奈良県の産婦人科教授は、出産を手がける医師が減っていると話し、「私の病院では毎年100件ずつ分娩(ぶんべん)が増えている」と、残った医師の負担が増す実情を訴えた。兵庫県立病院の産科部長は、京都府北部の産科病院の減少などの影響で京都からの母体搬送が増えた現状を説明した。【根本毅】

毎日新聞 2008年3月30日 大阪朝刊

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