4月1日から飯塚市立病院として再スタートする筑豊労災病院
病院は「公設民営」方式で、自治医科大出身者らで組織する社団法人「地域医療振興協会」(東京)が指定管理者として運営。250の病床数は引き継がれる。医師不足などで休診中の3科のうち、神経内科と麻酔科を再開し、脳神経外科も医師が確保でき次第開設するという。外来の受け付けは、午前8時半から同11時半まで。
筑豊労災病院は1959年に設立。国の労災病院再編計画に伴い、本年度末での廃止が決定し、市が約2億8614万円で買い取っていた。斉藤守史市長は「医師会や民間病院と協力して、地域医療を守っていきたい」と話している。
=2008/03/30付 西日本新聞朝刊=