東電、周波数変換装置を増強 電力譲り受け対策で2008年03月26日22時49分 東京電力は、電力周波数が違う西日本の電力会社から電力融通を受けやすくなるように、静岡県にある周波数変換装置を増強する。新潟県中越沖地震で全面停止した柏崎刈羽原子力発電所(7基計821.2万キロワット)再開のめどが立たないためで、26日発表した08年度供給計画に盛り込んだ。 電力各社のうち、北海道、東北、東京の3社の電力は周波数50ヘルツで、北陸、中部、関西、中国、四国、九州の6社は60ヘルツ。周波数の違いから、東電は西6社から変換装置(3カ所)の容量100万キロワット分しか電力融通が受けられない。そこで東清水変電所にある変換装置を関西電力、中部電力と共同で増強し、14年末から随時120万キロワット分まで受けられるようにする。 また、新設する液化天然ガス・石炭火力発電所の運転開始時期も前倒しして、自前の電力供給力も増強する。対象は3カ所(合計出力210万キロワット)で、運転開始時期をそれぞれ1〜4年早める。一方で、福島第一原発7、8号機、東通原発1、2号機(青森県)の運転開始時期はそれぞれ1年遅らせる。 計画によると、08〜10年度の設備投資額は年平均6300億円と、07年度見通しの5700億円を大幅に上回る見込み。原発の耐震性や防災機能向上のための設備投資も別途実施する。 PR情報この記事の関連情報ビジネス
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