このたび、株式会社崎陽軒(本社:横浜市西区、取締役社長:野並直文)では、社内調査により、昔ながらのシウマイ5品目をはじめ、下記10種類22品目について原材料の表示順序が不適正であることが判明いたしました。
食の安心安全への関心が高まっている中、お客様、お取引先様、及び関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。
今後は、このような事態が発生しないよう、原材料表示におきましても、品質管理の一層の強化をすすめ、お客様によりわかりやすい情報を提供して参ります。
関係者の皆様には、何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
| 内容 | 原材料表示については、加工品については平成13年4月1日よりJAS法において重量順に表示するよう定められておりますが、下記製品において、表示の順序が不適正でありました。 |
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| 対象全製品 | 1.昔ながらのシウマイ 6個入、10個入、15個入、30個入、 電子レンジ対応24個入 2.真空パックシウマイ 15個入、30個入、60個入、90個入 3.特製シウマイ 6個入、12個入、22個入、電子レンジ対応6個入、同12個入 4.かにシウマイ 6個入 5.シウマイまん 12個入 6.ひょうちゃんサブレ 3枚入、9枚入 7.帆立粥 8.蟹粥 9.フカヒレ粥 10.横濱かりぃ ※JANコードはこちらを参照ください。 |
| 原材料表示の 順番の変更 |
正表示一覧はこちらを参照ください。 |
| 事態の経緯 | ・昨今、食品業界他社で発生している製品事故を受けて、当社でも11月中旬より社内調査を開始いたしました。 ・11月22日、「昔ながらのシウマイ」をはじめ、シウマイ類、粥、サブレなど10品目22種類について、原材料表示が重量順になっていないことが確認されました。 加工食品の品質表示基準ができた平成12年3月31日以降の状況について調査を開始いたしました。 ・11月26日に、これまでの状況、不適正な表示の原因、今後の対策などを分析・検討し、お客様や取引先に対し、早急に対応することが確認されました。 ・11月28日に、上記について取引先・行政・マスコミに連絡し、現在実行しております。 ・11月29日付の全国一般紙及び地元紙にて、お客様への社告を行うことといたしました。 |
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| 原因 | ・JAS法に対する表示対応について、平成12年7月の経営会議において報告があり、完了していると考えておりましたが、シウマイ類については間違いがありました。 ・「ひょうちゃんサブレ」については、原材料表示作成時に確認が不十分でした。 ・お粥3品については、がらスープ変更時に重量が変更になったにもかかわらず、表示順序を変更しておりませんでした。 |
| 対策 | ・帆立貝柱について 現在の帆立貝柱の表示を、原料の形状がわかるよう「干帆立貝柱」などに変更いたします。あわせて、戻した状態ではなく、干した状態の重量の表示に変更いたします。 ・不適正表示製品について 適正表示のパッケージに切り替える準備を早急にすすめております。 不適正な表示の製品については、お取引先と相談のうえ、正しい表示ができるまで店頭から撤去しております。 ※臨時的に一部製品については、正しい表示のシールを作成し、貼付し、本日より出荷を予定しております。 ※「昔ながらのシウマイ」と「特製シウマイ」の新しい包装紙での出荷は12月1日を予定しております。 ※「真空パックシウマイ」の新パッケージでの出荷は12月5日を予定しております。 ・再発防止、品質管理の強化について 品質管理体制の向上策として、衛生管理室(課レベル)を品質保証部(部レベル)とし、従来の食品衛生だけでなく、表示を含むトータルな品質管理を行って参ります。 同時に、コンプライアンス委員会の設置の検討、全社員への品質管理についての指導を実施して参ります。 |