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【社会】

日暮里・舎人ライナー開業 400億円削減分を新銀行東京に!? 

2008年3月30日 朝刊

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 三十日に運行を開始する東京都の新交通「日暮里・舎人(とねり)ライナー」の開業記念式典が二十九日、荒川区の日暮里駅などで行われた。

 石原慎太郎都知事や地元関係者ら約二百七十人が出席。日暮里駅でテープカットを行い、足立区の舎人公園駅まで試乗した後に取材に応じた石原知事は、千二百六十九億円の総事業費に触れ「採算が取りにくいかと思って(当初より)四百億円削った」と述べた。経営難に陥っている新銀行東京に四百億円を追加出資する議案が都議会で可決された直後だけに、石原知事は「その分を新銀行東京に追加出資したことになりますかね」と苦笑いしていた。

 ライナーは、荒川区と足立区を結ぶ十三駅間(全長九・七キロ)を約二十分で走る。

 

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